新書版ブックカバー

長時間通勤対策にはやっぱり本でしょう、というわけで、とうとう本屋に行って「邪魅の雫 (講談社ノベルス)邪魅の雫」を買ってもうた。
図書館までバスに乗って本を借りに行く気力も持てず、しかし一ヶ月もの活字離れにも限界がきていて、しみじみと本が読みたい、何でもいいから小説が読みたいと感じたので、諦めてとりあえず本屋で一冊買ってきたのだ。
何故ここまで本を買うのを躊躇するのか。

  • 本を買い始めるとキリがない。どんどん溜まる。
  • コンプリート癖があるので、好きな作家の本を手に入る限り揃えたくなる。シリーズものなんか買った日にゃ処分できない。
  • 当然、資金がかかる。他のことでは財布の紐が異常に堅いが、本屋では金銭感覚が狂う。二十年前からそうだ。その為私は本屋には滅多に近寄らない。

だから図書館が一番なのだよ、明智君。古。
今までは図書館に超近物件に住んでいたので思う存分借りられたのだが、今度はちょっと遠い。駅より図書館に近くにあって欲しかった。とはいえ、贅沢は言っていられない。そのうち気力が出てきたら、週末の図書館通いを習慣付けねば、近頃の文庫は高いし破産してしまう。バスか自転車か、方策を考えるとしよう。そのうちね。


ブックカバーはあってもなくても良かったんだが、端布があったのでちゃちゃっと作ってみた。ちょっと前に作ったバッグの残り布だ。
片端は適当に折り返して縫い付け、もう片方は厚さの違う本でも対応できるようにまっすぐにした。そりゃ京極さんのレンガ本以外には使えないんじゃ困る。端っこに細い帯状にした縮緬をつけて折り返しのおさえにしてある。
裏から見るとこんな感じ。

一応、縮緬でもっと細い紐をつくって栞紐(スピンというらしい)もつけてみた。