読了：つぎの岩につづく（R.A.ラファティ）

つぎの岩につづく (ハヤカワ文庫SF)

やっと読みきったぜぇ。ぜぇぜぇ。
ちょっと不思議な味わいのＳＦ短編集。モノによってはオカルトチックな部分もあり、微妙な宗教色もあり、翻訳ＳＦを読んだなぁ、という気分にさせる。理屈っぽく読むととても難しくなってしまうのだろうけど、そのまま受け入れるしかない不条理さのようなものが、キモチイイようなワルイような。尻の据わりが妙な感じにさせられるのが、とても面白い。どれも中身がぎゅっと詰まっていて、ひとつもハズレがない。