集中しすぎ?

昨日はユザワヤ本店を目指して蒲田へ向けて京浜東北線に乗っていたら途中で止まったりして、京急に乗り継いでやっと目的地へ辿り着いたら、JRの駅と京急の駅が意外と離れていたりして道に迷いつつ、紆余曲折しながらもやっぱり行ってみたら本店は素敵に種類が揃っていて、興奮しつつ楽しくお買い物が出来たので必要なものを入手しての今日である。
材料が揃わなくて一日オアズケくらった格好になっていたので、喜び勇んで裁縫に突進したわけだ。
同居人はもう諦めているので、昼も夜もご飯を作ってくれて「ほどほどにしなよ」とかおざなりに言ってくれたりしていたのだが、好きなことぐらい思う存分したいじゃないかと私は取り合わなかった。
工作しているときの私というのは、目隠しをした馬車馬のようになっていて、その集中ぶりははたから見ると少々常軌を逸しているらしい。確かに話し掛けられても生返事、食事は忘れる、タバコも吸わない、周りにはお構いナシになる。
今日もいつもの集中ぶりを発揮して、朝から晩まで床に座り込んでチクチクやっていた。
そしたら夜十時ごろになって、急に呼吸困難になった。咳が出始めて喉がヒューヒューいいはじめたのだ。
本当にいきなりだったので、何が起きたのかよく判らずびっくりしていたら、同居人に「少し休め!」と怒られた。それでしばらく作業から離れてストレッチなどをしたりしていたら、三十分くらいで嘘のように治った。
根を詰めすぎると、私はポンコツなのでタガが外れてしまうらしい。その傾向は薄ボンヤリと知っていたけれど、ここまでなったのは初めてだった。
まるでマンガに出てくる身体の弱い子のようだな、と少し笑ってしまった。
仕事では無理に何時間もやってもこうはならない。その前に途中で飽きてダレるもんな。
そんなわけで、今週は出来上がりを見ないまま途中でまたオアズケである。


しかし、こんだけ集中してやっているというと、よっぽど天才的かつ芸術的な素晴らしい作品が出来上がりそうなもんだが、残念ながらそこだけはマンガとは違ってまったくの下手の横好きなのであった。私のポンコツさ加減には、デメリットはあってもメリットはない。世の中はそう甘くないので生き難いよな。