元少年帰る

昨日はフエタロさんに東京見物に連れてってもらい、かなり濃い一日であった。
丸の内からお昼どうします、などと言いつつ歩く歩く。待ち合わせてすぐに皇居外苑から銀座へ歩き、メトロで浅草、浅草寺。フエタロさんとおみくじを引き合うもふたりとも凶。私の場合はリアルすぎて洒落にならん‥‥顔で笑って心で泣きつつお参りをする。そのまま勢いを駆って水上バス乗り場へ向かおうとするフエタロさんを「ちょっと待って!」と押し止め、休憩を挟んでもらう。フエタロさん、体力ありすぎ。
次いでふらりと入った蕎麦屋が美味しくて、とろろ蕎麦の上に乗っかったとろろが、汁に溶けずに箸でつまめるほどの粘りを見せてくれた。後で元少年はとろろ蕎麦というものを初めて食したが美味しかったと言っていた。
偶然見つけた犬印鞄製作所に寄ってもらい、次回作の検討を行う。シャレでひったくり防止カバンを作ってやろうかと模索中である。
そして有名なアサヒビールの社屋を初めて間近で見たが、実際目にすると本当にアレは一体‥‥水上バス乗り場で待機中、松本零士デザインのヒミコを目撃、興奮する。そういや元少年は乗り物酔いするんだったと乗ってから思い出す駄目すぎる私。しかしそれほど気持ち悪くもならなかったようなので、一安心。
日の出桟橋から浜松町へ、また休憩を挟んでキレイな大江戸線で六本木へ。六本木ヒルズでは地上から入ったのに階段を上ってもエレベータで二階分降りても地上という摩訶不思議な体験をし、元少年とビビる。この時点でちょうど夕暮れ時だったのだが、ヒルズは外側から見るとピカピカごちゃごちゃ入り組んでいて、見た目が面白かった。連休中のせいもあってか、展望台は三十分待ちだったので今回は見合わせることにして、バスで渋谷へ移動。軽く飲んで食べて、更に寄り道して帰るというツワモノのフエタロさんと別れて早めに帰宅。ぜーはー。
お疲れ様でした。いや、マジで。フエタロさんには今回もガイド役をしていただき、お世話になりっぱなしであった。元少年ともども、ありがとうございました。彼のための観光のはずだったが、私自身が初めて行くところばかりで、元少年そっちのけで楽しんでしまったのだった。


明けて今日は休養日とするつもりだったのだが、急遽元少年が帰ることになったので、見送りにいく。夕方発の新幹線だったが、その前にやっぱり聖地を見納めに歩きたいというので、とりあえずアキバまでくっついていき、今回いたくお気に召したというドネルケバブ*1を食べて別れる。
まる一週間、お互いに思ったよりも長逗留となったが、お疲れ様でした。いろいろ至らないこともあってすまんかった。とにかくありがとう。って、ここは見てないと思うが。


ところでなんだかんだありすぎて、パソコン直ったのにまだ新ウィルコムにソフトインストールしてないよ!

*1:その場で食べた他に、ふたつお持ち帰りまでしていた。