嫉妬を巡る一般論についての私見

  • 束縛しないとかいうけどさ、それは本気の不安要素がないからできるのだ。
  • 根本的なところで信用できるか否か。
  • 最初が肝心だよな。
  • あとよく浮気された場合、男性は恋人/配偶者に嫉妬心を向け、女性は浮気相手に嫉妬心を向けるというけど、どうだろ。
  • 自信のある人は恋人/配偶者に怒り、ない人はその相手を憎むとかもいうけど、それもどうだか。
  • 状況に嫉妬するか、心持に嫉妬するかの違いなんじゃ。
  • 気持ちですよ、問題は。気持ちが状況を作り出し、そんで気持ちだけは何をどうしてもどうにもならないから。理屈じゃないし。
  • 自信のあるなしは恋人/配偶者にとっての自分の立ち位置に確信が持てるかどうかにかかっている。
  • 信用とか自信の根拠なんてそんなもん。
  • それをサボって『いい関係』を望むのは、腹をすかせた子どもに絵に描いた餅を見せて満足させようとするようなものだ。
  • しかし行動の根拠を他人のせいにするな。拠所ない場合を除いて、するかしないか決めるのは自分なのだ。他人のせいにしなければ納得できないなら、都合のいい『いい関係』なんて望まなきゃいい。
  • 毎日愛の言葉を囁いていればいいのかと寝言を抜かしたくなるよく判らない方のために、集団や男女間における言動にはパフォーマンスとなりうる要素も含まれるのだ。互いの立ち位置を明確にするもので、示威や関係の顕示や意思表示になりうる。場合によっては口先だけの言葉より強力に作用する。
  • 言動の一致やズレから意思を読み取るのは必ずしも無意味な深読みではない。
  • だからって意識して嘘をつけばいいってもんでもない。