もふもふチョーカー

目下の悩みは肩凝りである。肩凝りには冷やさないことが肝要なんである。
こないだ100円ショップでぶらついていたら、もっふもふのシュシュがあった。よく判らない方のために解説すると、シュシュというのは髪を結わえるゴムの輪っかを主に布で包んだもので、つまり布巻きの髪ゴムのことである。このごろ流行ってるんである。もふもふのシュシュは輪ゴムに毛を植えたテープを巻きつけたものだった。
なんとなく気に入ったので、白いのと黒いのを一本ずつ買った。そしてもふもふと弄っているうちに、『これはあったかいな』と気がついたんである。首に巻いたらあったかそうだ。そういやフェイクファーのマフラーも流行っているね、ふーん‥‥ヘッポコ工作も久しぶりだし、リハビリにいいかも。肩凝りの何が不便って、細かい作業をすると拠所なく凝るので何も出来ないことなんである。でも、これくらいなら作れるかも。
思い立ったが吉日で、また100円ショップへ行って白いのを買い占めてきた。

7つあれば足りるかなと思いつつ、足りなかったら厭なのであるだけ9つ買った。しかし実は6つで間に合ったのだった。1個100円だからいいか。
最初はCカンなどの金具を使って繋げるつもりだったのだが、ゴムが結構太くてそこらのアクセサリー用パーツショップで売っているようなものでは入りそうにない。相方さんに付き合せてホームセンターへも行ってみたのだが、手頃なものがない。ネットで探してもいいが、それだと配達まで日数が掛かる。フェイクファーに埋もれてどうせ見えないのだし、土台が柔らかいものなので金具は諦めて糸で結ぶことにした。せめてテグスを使えという気もするが、手持ちがなかったんだから仕方ない。首の後ろの留め金具だけはクラスプを使った。もともとゴムで出来てるので伸びるし、金具はいらないっちゃいらなかったかもしれないが、付いてるとなんとなく格好がつくので付けてみた。

首に巻いてみるとこんな感じ。そのまんまである。しかし案の定、もふもふとあったかい。
 
肩凝り対策のアクセサリーといえば、元祖は磁気ネックレスだろうか。貧乏臭いついでに磁石も仕込もうかしら‥‥。