DVD:ドッジボール(監督: ローソン・マーシャル・サーバー)

ドッジボール<特別編> [DVD]

ドッジボール<特別編> [DVD]

とにかく冴えない“負け犬”たちばかりが集うスポーツジム<アベレージ・ジョー>。オーナーのピーターは半年間も滞納警告を無視し、ついには 30日以内に5万ドルを支払わないとジムを買収されてしまうことに。そんなジムに目をつけたのが大手フィットネスクラブのオーナー、ホワイト。ホワイトは自己中のナルシストで、全てが「オレ様主義」に徹底したイヤ味な奴。そこで、ピーターのジムのメンバーは、優勝賞金5万ドルというラスベガスのドッジボール大会への出場を決意。個性あふれるメンバーを集め、かつてはドッジボール・リーグのカリスマ選手だったという謎のコーチのもと、ガムシャラで壮絶でオマヌケな?スパルタ猛特訓が始まった。はたして、トホホ男のピーターは、ホワイトの魔の手からジムを守れるのか? 今、大興奮のバトル開始のホイッスルが鳴り響く……!

スポ根コメディである。下品なシモネタもところどころ散りばめられているけど居た堪れなくなるほどでもなく、ストーリーも「ええッ?!」という展開もありつつ破綻なく安心して観られるメジャー級のバカ映画といったところ。字幕メニューに普通の“ノーマル編”の他に“アブノーマル編”というのがあったので、とりあえずアブノーマルを選んでみたのだが、これといって激しくもなかったし、なんだったんだろ。
いやぁ、それにしてもクリスティーン・テイラーが可愛かったわ。後光が差してみえた。少女趣味でもユニコーン好きでも、あんだけ可愛かったら許す許す。名前判んないけど、女子高生のチアリーダーの娘も整った美人だし、掃き溜めに鶴が二羽。あとカメオ出演もいろいろあったようだが、中でもツール・ド・フランス前人未到の7連覇を達成したというランス・アームストロングという人が、アスリートなのに映画に出てきてもまったく違和感がないくらい二枚目で美形であった。

↑ ランスさん。かっちょえ〜。
ところでドッジボールのルールってああいうんだっけ? 劇中では選手は各チーム六名、ボールも六個あって、試合開始は両チームとも自陣後方の壁に触れる位置から、センターラインに並べて置いたボールに向かってダッシュ&奪取。砂浜でやる旗取りみたいに最初のボールを取り合っていた。なんか小学校ころにやった覚えがあるのはボールは一個だったし試合開始はジャンプボール、内野と外野があったが映画ではアウトになったらただコートの外に出され、首から上と膝から下はぶつけてもカウントされなかったりしたはずなのだが劇中ではバンバン顔面アタックしていたりと、だいぶ違う。と思って調べてみたら、日本ドッジボールとユニバーサルドッジボールって違うんだな。それぞれ協会も別団体なんだ。初めて知ったよ。