夏休みの工作:ダンボール大砲

もとはといえば唐突に友人からmixiのメッセージが飛んできたんである。何事かと思えば、『これやって!』という工作リクエストだった。は、はい?
これというのは『マゴクラ』さんのAmazonダンボールで作る工作シリーズ。最近話題になって書籍も出されたので、ご存知の方も多いかもしれない。実用的なインテリアから動く玩具まで、ダンボール製とは思えないようなクオリティでたくさん製作されている。私も楽しく拝見していたし、面白そうなのでふたつ返事で引き受けたのだった。
今回作ったのは、Amazonダンボールで作る夏休みの工作のうち、vol.5の『車輪』。ただ作るだけでは芸がないので、大砲型にして輪ゴムぱちんこを仕込んで軽い弾を飛ばせるようにした。
ブログ掲載にあたっては、マゴクラさんの承諾を得ております。型紙や作り方などはマゴクラさんのところに詳しく載っているので、そちらをご覧いただきたい。
てなわけで、出来上がり。

改造部分の輪ゴムパチンコは、ペットボトルのキャップに穴を開けて紐を通し、さらにキャップの縁に切込みを入れて輪ゴムを固定。

砲身の前部分の縁にも軽く切り込みを入れて輪ゴムセット。

キャップに通した紐は砲身の中を後ろへ回し、蓋にも穴を開けて通しておく。

蓋をしてから後ろで結ぶ。

これで後ろの紐を引くとキャップに接続した輪ゴムが伸びてぱちんこになるのだが、こういうのは言葉で説明するのがまどろっこしい。百聞は一見にしかずなので動画を撮ってみた。

ふはははは、どうだ。と意味もなく勝ち誇りたくなるのは、これが鉄砲でも刀でもなく大砲だからだろうか。大砲ってそんな雰囲気があるよね。弾はアルミホイルを丸めたものである。
車軸受けを砲身に変更するにあたって断面を四角から多角形にしたため、太さの計算が甘かったりして場渡り的に試行錯誤したのだった。よく考えたら四角のままでもよかったような気もするが、まあそこはそれ。やっちゃったもんは仕方ない。それにしてもしかし、ダンボールの車輪がちゃんと動くってカッコイイなぁ。


<参考>マゴクラ