鞄2022

夏休みの工作である。夏は現場が佳境で休みどころではなく秋口に夏休みの代休を消化しなくてはならなかったので、誰が何と言おうと夏休みなのである。
前の鞄がボロボロになってきたので作り替え。
前回はこちら。

 

材料。今回は生地の森さんのヘリンボンヴィンテージの黒、厚手の綿100%がベース。あとは金具と裏地と芯地と革レースを少々。

厚手の生地+カバン用芯地でしっかりカッチリするので、裁縫というより立体物の組立である。CADで図面を引いてR部分もピッタリ合せてますがなにか。

だいたいこんなもんかな。まだ少しパーツが足りないのだが、水通しする前は自立するほど硬く仕上がる。

一度洗ってパーツをつけ足して、出来上がり。柔らかくなるとヘリンボン模様が見えやすくなるな。洗濯機で洗剤を入れてガラガラ回すとこうなるが、丁寧に手洗いでチャコや汚れをさっと落とす程度にすればもう少しピシッとするのかな。

今回は中折れタイプにしてみた。ポケットの具合が良かったので前部分のデザインは前回の流用である。鍵用フックは革に大きめのハトメで留めるようにしたら、これ作るのが簡単でいいな。

拡げると縦にA4が入る。口元につけた革レースを持つか紐を上部に付け替えれば縦長トートバッグになる。本体の反対側にはいつものごとく全面ポケットを実装。最近はやりの縦チャックにしてみた。ファスナーのチャームも作ったよ。

マチは下部で13cm、上部は5cmの三角形。やたらとポケットをつけたがるせいで、本体の体積にポケットの中身分を見込まなくてはならないと学習したのでマチは広めにとっているが、全体的に前回よりコンパクトにしたので取り回しはしやすい。
ブログだとあっという間だがもう体力がなくて集中力が続かないので休み休みだらだらとやって5日もかかった。内側にももちろん両側に小物用とファスナー付きポケットを付けているので、本体を組み立てる前にポケット地獄に陥っている。途中で2回も材料が足りなくて買いに行ったしなー。

 

www.kijinomori.com