映画:ザ・マミー 呪われた砂漠の王女(監督:アレックス・カーツマン)


ミイラ再生のリブートだそうな。オリジナルの方はさすがにリアルタイムではなく、ミイラ男が出てくる映画で知っているのはハムナプトラからである。今度の新作はミイラ女だけど。
主人公の顔を映している背景でモンスターがちょろっと動く、つまり登場人物にとっては死角に敵がいるという表現がちょいちょいあって、それが若干笑える。ホラーっぽいようなコメディのような、その境目が曖昧だ。ミイラものかと思ったらゾンビだったりもした。主人公・ニックの相棒がゾンビ化したりして最初は不気味で怖いのだが、遺体が行方不明になってからは幽霊になってこれまたちょいちょい出てきて状況説明してくれたりして、なんだかいい奴になってくるのが可笑しい。テンポが微妙で物凄く面白いかというとどうなんだろうなという気がするが、結構嫌いじゃなかった。
ところで墜落中の飛行機の中のシーンが無重力状態で、これをどうやって撮ったのかというとそのまんま実際の旅客機で放物線飛行を16回もやったんだそうな。(参考)相変わらずトム・クルーズは身体張ってんな。