背負い鞄を作った

夏に腰をやって、荷物の持ち方を再考せざるを得なかったのである。

使い勝手のいい鞄は両手が空く斜め掛け。そして底の浅いボックス型が多分一番使いやすい。道具入れみたいなやつね。しかし斜め掛けだと荷重が偏って腰が痛いときには往生するのだ。そして私はわりと腰が痛くなりがちである。

小さめな貴重品とペットボトルを入れる鞄+作業服その他を入れる大きいトートバッグという組み合わせだと、総合するとまあまあな重量になる。どうせ持たねばならないなら、もう大きめな背負い鞄に全部まとめたほうがいいか。

うーん、リュックかぁ。作れるかなぁ。(買えばいいのに)

ユザワヤに行ったらちょうどよく撥水ツイルを売っていたのでこれ幸いと1m買ってきた。あとはやってみたかったダレスバッグの口金を使って、マチを太めになんでも放り込めるそこそこな大きさの四角いリュックにしよう。

今回の設計図はコピー用紙に鉛筆書き。結局、これが一番しっくりくるアナログ人間である。

裏返しだと四角い

撥水生地は接着剤がつかないというので試してみたら接着芯は問題なくくっついたので、白っぽい布製接着芯を裏地代わりにして手間を減らし、Rは作らずとにかくまっすぐ縫える箱型にして、ポケットも外ポケット×3、内ポケット×1と私にしてはだいぶシンプルにした。ごちゃごちゃしたデザインに飽きたのと、意外と持ち物に変遷があるので別途小物入れのポーチを使って整理してみることにしたのだ。せっかくデカい鞄なので大抵のものが入るように空間を確保したかったのもある。仕切りを作ると融通が利かなくなるあるある。

今回はシンプル

はい、できあがり。脇に刺さっているのは600mlのペットボトルである。マチが15cmあるので財布と小物と作業服の上下が入るサイズである。1泊旅行くらいならこのまま行ける。鞄としては少し大きめ、リュックとしては別に大きくもないかな。まあしばらく使ってみよう。