パソコンを買った

日記によると前のパソコンは2008年に買っているらしい。13年前か。そうしてみると結構前だな。その時はでっかいタワーでそこそこなスペックのものを購入しているのだが、それから忙しくなってパソコンで遊ぶどころではなくなり、毎日立ち上げていたのも週末だけになり、結局ゲームにも動画編集にも手を出さなかったし、すっかり流行にも疎くなってしまった。最近のパソコン事情はどうなんかね、じぃさんや。
BTOのサイトをいくつか見て回り、今回は評判のいいパソコン工房さんに頼むことにした。さて、ネットの他はブルーレイやDVDを観るくらいで、あとはCADといってもjwだし、画像編集もブログに載せるスマホで撮った写真をちょっと弄るだけ。おそらく壊れるまで長く使うことを考えると、ストレスがない程度にSSDでそこそこストレージ積んであればいいか。メモリも安いので8GBを1枚増設、HDDも外付けがあるからいらないかとも思ったけど一応1TB増設。はっはっは、なにげに仕事で使ってる重たいCADをインストールしても動くぞ、コイツ。ともあれ、ハードもまず弄らないので函はスリムなやつで充分だ。今回はディスプレイは使い回すのでいらない。キーボードは付いてくるらしいのでついでだから新調しておこう。という具合にさくさくと発注。1週間程度で納品となった。

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最初に見たときに光学ドライブがない?! と勘違いしたが、熊に見せたら30秒で解決した。上のボタンを押すと左上の仕切りが開いてドライブが出てくるのであった。開いて出てくるというか、ドライブがバネ式の蓋を押し開けて出てくる。あー‥‥光学ドライブが一番ヘタりやすくてすぐ出てこなくなるんだよな。そのうちこの蓋だけ外すかバネを取っちゃう未来しか見えないんだが、まあいいか‥‥。

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裏の配線を挿していてびっくり、ディスプレイ用の出力端子がこのふたつしかない。えっ、いまってこんな小さいんだ。青とか白とかのこんなゴツいケーブルしか持ってないぞ。

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仕方ないのでヨドバシでHDMI同士を繋ぐ線を買ってきて挿したら不安定でブチブチ切れるので、熊にDisplayPortとDVI-Dの線を買い直して貰ってやっとまともに繋がったのだった。
あ、セットアップ自体は電源入れて次へ次へとやっていったら、ネットまで勝手に繋がっていた。イマドキのパソコンは線を挿せば勝手に動くが、挿すまでがひと苦労である。サウンドカードやグラフィックボードは最近はオンボードでもかなり性能がいいらしいのでそのままにしたのだが、スピーカーに繋いだら前回入れたサウンドカードよりも音がいい気がする。技術の進歩は凄いなぁ。グラフィックのほうはゲームするわけじゃないので別にいいです。

パソコンの入替のついでに机の位置を動かしてちょっと模様替えをした。居心地を確認しつつ、これから少しずつ整えていくつもりである。

映画:JUNK HEAD


www.youtube.com

少人数体制で制作期間7年をかけて完成させたSFストップモーションアニメである。最初の数年は監督がひとりでやっていたらしく、エンドロールに延々と監督の名前が並んでいたのが面白かった。

遺伝子操作で長寿を得たものの生殖能力を失った人類は、存亡の危機を打開するため、地底世界で独自に進化し、繁殖能力を得た人工生命体〈マリガン〉の調査へ向かうというのが筋書きである。遺伝子操作のみならずサイボーグ化しているのか、頭部(の中身)だけあればボディはすげ替え可能な設定であった。ボディがなくては確かに生殖は出来そうにない。それってそもそも解決できるのか? 3部作だそうなので、その最後あたりにそこらへんは判明するのだろう。

ちょこまかと動き回る人形はジャンクで可愛らしく、画面の端っこで行われる小ネタも楽しい。昇降機をはじめメカ造型もかっこよかったし、最後のアクションはドラマ性も含めて見ごたえがあった。が、似た展開が続くのはちと冗長な感も否めない。あと、火が消えると爆発するのは、理屈がよくわからんそれって何の圧力なんだ逆じゃないのかと小うるさい職業病が頭をもたげそうになった。ま、いいか。

ところで地底世界にいる人間ぽいのは〈マリガン〉ではないのか。てことは地下で人間が勝手に繁殖しているのでは。子供もいたし。あれ、調査対象は〈マリガン〉じゃなきゃダメなんか??*1 ‥‥ま、いいか。

あと、監督はハルキゲニアが好きなのかな、と思った。

*1:後から思い出したが、そういや作中で説明されてた。失礼。

最近は少し現場で忙しかった

オリンピックの聖火リレーが始まったらしい。スポンサーが前面に出てくるのは資本主義の倣いではある。しかし

岐阜県中津川市馬籠の旧中山道馬籠宿では、自宅前の道や建物2階からの観覧が制限されている。』

馬籠宿の聖火リレー、自宅前や2階から見物ダメ 住民困惑「安全優先」「やりすぎ」 | 岐阜新聞Web

という新聞記事を見かけてのけぞった。自宅の窓から外を見るなとは、どこのどんな権限でそういうことが言えるのか、ちょっと興味がある。資本主義って市民生活を制限する強制力があるのかね。
個人的にはオリンピックについては白けている。建設業ではオリンピック前が特需で人間を含めていろんなものの単価が上がって突貫作業でさあ大変だったが、建設が終わってしまえばそれも終わりである。しかもあんだけ頑張ったのに1年延びちゃった上に実際やるのやらないのとぐだぐだしたので、もう「や、あんまキョーミないっす、もともとスポーツ観戦しないほうなんで」という感じである。興味もなければテレビもないので、世の中の雰囲気が強制的に流れ込んでくることもなくて非常に快適だ。


快適といえば、ようやく頭が回るようになってきたので、セルフネグレクト生活からQOL向上を目指して少しずつ手を入れている。照明を新調したのを手始めに、邪魔くさいマットレスと擦り切れた絨毯を捨てた。畳が好きなのでフローリングに置き畳を敷き詰めたかったのだが、膝も腰も悪いので長時間地べたに座るのがキツくなってきたのが悩みのタネである。
あとはロボット掃除機と食洗機が欲しい。弁当箱を洗うのがイヤすぎて、エコな時流に逆らって使い捨て容器を使っているくらい、洗い物が面倒である。作り置きするとその容器も洗わなきゃならないのに毎日うんざりしている。心神喪失するほど忙しいんだから省力化できるところはすべきなのである。ドラム式洗濯乾燥機は契約電力がネックになってムリ。
しかし、順番を決めて毎月購入しようかな~、夏までには快適生活~ふふふ~ん、と浮かれていたらパソコンが壊れて脳内計画にヒビが入った。う、うん、1か月後ろ倒しになるだけだけどな。というか、別に全部いっぺんにでも買えることは買えるのだが、なんとなく経済観念てものがあるじゃん。そんなわけで4月は急遽パソコンの買い替えである。


ダイエット食生活は続けているが、いまのところ全く痩せていない。ただ朝食を毎日食べて身体が飢餓状態に陥らないようにすると、心身がとても安定するのを実感している。

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

シンエヴァを観た。長らく続いたエヴァンゲリオンシリーズの最終話だった。
エヴァはあまりにも裏設定らしきものが多過ぎて、観る側が資料を探して勉強しなきゃならんような風潮に反発を覚え、逆に意固地になって裏設定の類を一切見ないでシリーズの映像作品すべてを消化しながらここまできた。ゲームはしないので触っていない。このへんのことに言葉を尽くすと悪態が止まらなくなるのでやめておくが、今回は最終だというのでこれでチューニングが合わなくても面白くないなと初めてwikipediaを読んでみた。思ったよりも更にファンシーかつファンタジーな設定でびっくりした。とまれ話の骨子はわかった。
そうして観終わった感想としては、煽り文句の通り『すべての終わり』なので、自分の中で何もかもの決着がついてしまい、その後にtwitterなどでエヴァの話題を見るのも億劫になった。他人にエヴァの話をしないで欲しいとかそういう次元の話ではなく、私の中では『終わった』ことになってしまったということである。そういう心持ちになったのでそれ以上の興味を失ったというひとつの感想である。はい、以上終了、おしまい。誤解を恐れずにいえば、いろんな意味でよくこれを作ったなー。律儀な人なんだろうな。


『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告・改【公式】

春が来た

これ以上、打つ手がないので緊急事態宣言を解除するそうである。我々がワクチン接種を受けられるのは来年くらいになりそうな雰囲気だが、よその国では既に接種が始まってハイペースで進んでいるらしく、ところによっては夏までには通常の状態に戻すという。オリンピックも条件付きでやるというし、実際には去年と何も条件は変わっていないのになし崩しに空気感に流されて『普通』を取り戻しそうで、これどーなんかな。もうみんな自粛に飽き飽きしてて、もういいことにしたくなってるしね。私もだが。

 

シーリングファンライトを買った

ようやく部屋の照明を変えた。いままで間に合わせというかなんというか、気に入ったものが見つかるまでのつもりで傘なしのむき出し蛍光管などという殺伐としたものを使っていたのだが、そのまま15年くらい経ってしまった。

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とりあえずのものがあるとそのまま使い続けてしまうんだよな。
この世は仮の宿りみたいな感覚が強く、好みのもの以外は間に合えばいいやの精神で生きているところがあるので、拘りが強いのか弱いのか自分でもよくわからない。そうはいっても気にくわないものは意地でも排除するので、剥き出しの蛍光管は意外にその無骨さがキライではなかったのかもしれない。
それはともかく間に合わせで生きるのもいい加減にしようと一念発起し、気に入ったものを探し出したのである。

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じゃん。組み立てるよ! 何かと組み立てている私だが、照明まで組立式である。

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出来上がり。重量が5kgちょっとあるので、取付は熊に手伝ってもらった。シーリングファンライトというやつである。なんか外国みたいでかっこいいじゃん、というのが第一義で、ついでに室内の温度分布の偏りを解消しようという目論見である。回してみたら羽が大きくてゆっくりながらしっかり空気をかき回してくれて、音はまったく気にならない。狭い部屋でぐるんぐるん回っているのさえ気にしなければかなり快適である。空気が動くので真夏は無理でもちょっと暑い時期なんかも凌げるかもしれない。

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そしてリモコンがゴツイ。

今週の事情

今週は社内業務と突発現場と体調不良が重なって、それがすべて瞬く間に進行してほぼ同時に過ぎ去って行った。嵐が過ぎ去り今はぽかんとしている。体調不良の内容はこの時と同じである。

10年前になるのか。痛みはじめに自分の過去日記を読んで「そんなに痛いのかぁ」と縮み上がってしまった。今回も最後のほうは痛み止めを飲んでもまともに眠れないくらい痛かった。位置が違うので厳密には再発ではない。進行が前よりちょっとスピーディだったくらいで、通院→抗生剤→自壊というパターンは同じだった。抗生剤投入から一日半くらいで朝起きたら自壊してた。あれかね、抗生剤を投入すると抵抗力が上がって一時的に症状が重くなるように見えるってやつなのかね。前に熱を出した時も抗生剤を入れた途端に更に上がったことがあったっけな。
そんなこんなで今週はよたよたと通勤してふるふる震えながら仕事して合間にふらふらと通院するだけでとにかく精一杯で、あとはしくしく泣きながら寝る以外に何もできなかった。すべてが終わった今日になってようやく落ち着いてamazonの購入ボタンを押したくらいである。仕事も行かないわけにもいかなかったけど、車通勤で助かった、駅まで歩くんだったらヤバかった。
こんなのばっかりだが好きでやっているわけではない。事情を重ねがけするのは本当に勘弁して欲しいものだ。