熊にホワイトデーのプレゼントを貰った。
今年は専門店のコーヒー豆である。おおー、ハワイコナEXだよ！ ぅわっはーい！
私はコーヒーは基本的にレギュラーコーヒーしか飲まない。缶コーヒーは、あれは「缶コーヒー」という飲み物なのでノーカンである。実は甘いものも食べないわけではないがいうほど好んで食べるわけでもない。熊はそれを知っているので今回はお高いコーヒー豆を買ってくれたわけである。なかなかグッとくるチョイスである。ありがとうありがとう。
いろいろある
戦争が始まってコロナも何もかも吹っ飛んだようだ。ネットで大人気だったプーチンさんが大変なことになっている。大方の予想を裏切ってウクライナが持ちこたえたもんだから、ドイツが軍拡してポーランドを経由して闘うとかなんかもう今までだったら考えられないような展開を見せている。ぉお？ ありなのか、それ。
もともとコロナも地味でつまらない対策を我慢するのに疲れてきちゃったような空気はあったよな。3回目のワクチン打つなー副作用があるぞーって、けっこう有名な先生が言い始めちゃったりしてね。そんでSNSで、え、この人が？って人が靡いちゃったりしてて、そんなん見てるとあーみんななんかし『違うこと』を期待する空気になってんだろうなー、要は飽きてんだなー。科学ってのは事実や数字で物事の定量を表す側面もあるので、実感とは離れるもんなんだけどな。てか因果が逆で気分によって伸び縮みする実感なんてもんじゃなくて、数字で定量的に物事を扱いましょってのが科学なんだけどな。
仕事の方もまあなんかいろいろある。前から若干余裕がなかった人が逆ギレかましてパゥワー！！で押し切ろうとしてきたりな。男社会でおばさんは弱点だと思われがちなので切羽詰まってくるとそういうのの餌食になりがち。今さら無理筋で詰められても怒鳴られてもビビりませんがな。さくっと証拠を提示した上で切り返し、更に失礼ポイント満額で切り捨て対象に認定おめでとう！！って感じになりますがよろしいですかな。ということがあったりした。すべては面倒くさいし心の底からどうでもいい。うんざり。
映画『355』
久しぶりに映画を観てきた。世界を股にかけた痛快スパイアクション『355』。これがとても楽しかった。英・米・独・哥・中のそれぞれからハッカー、武闘派、狂犬、心理分析官、謎めいた政府高官が出合い頭にいがみ合い、最終的に協力し合って任務を果たすのだが、これが全員女性なのである。
よくある荒唐無稽なスパイアクションの性別を置き換えただけともいえるが、性別を変えるだけで新鮮だったし、なにより変なお色気シーンがなく、アクションがちゃんと訓練を受けた人の痛そうな暴力だったのが素敵だった。冒頭のジェシカ・チャステインがひらひらしたワンピース姿でキレのいいタフガイぶりを見せつけてくれたシーンがよかったな。
ドレスアップするシーンや色仕掛けをするシーンもあるのだが、綺麗に装うのもTPOに合わせたものでそれを楽しむこと自体は自由だし、色仕掛けはスキルを活かした技能として描かれる。そのへんのさじ加減が自然で女性同士が仲間になる動機付けや流れも非常に上手いので、監督は女性なのかと思ったら男性なのだな。たいしたもんだ。
女性のスパイアクションといえばチャーリーズエンジェルが草分けなのだろうが、作られた時代もあって仕方ないもののあれはカワイ子ちゃんのサービスショー的感覚が拭えなくて見ていてつらい。つらいというか端的に私がキャバクラに行ってもしょうがないのと同じレベルで面白いもんでもない。なので近年のリメイク映画にも食指が動かず観ていない。好みの問題ではあるな。
仕事してるときにいちいち自分が女だとか意識しないじゃん。ちゃんとやることやらねば死ぬし怪我するし仕事は終わらない。単にそれだけのことがきちんと描かれていて、なんだか観ていて嬉しかったのである。その仕事はいま火を吹きそうになっているんだけどな。ひとりで出来る仕事じゃなし、人事は尽くすがなるようにしかならん。焦ってもしょうがないんじゃな～い。
蔓延の日々
仕事方面でコロナ陽性者が同時多発し後続も出た。現場は緊急対応で3日ほどストップしたがその間に管理関係者全員でPCR検査を受け全員が陰性を叩き出したのでやおら再開した。はぁどっこいしょ、わかってますよやりますよぅ。
急にPCR検査を受けてこいという指令が下ったので、わらわらとネット検索をかけて県の無料化事業のことを知り、んじゃそれにのっかって近所の薬局で受けようかといっていたら、当日の朝になってキットが品薄で軒並み受け入れを中止していることが判明した。えぇぇ？ にわかに現場の人間同士でLINEが飛び交いはじめ、あちこち駆けずり回って右往左往する羽目になった。ちょっとした情報から市の公式検査センターならありそうだとアタリをつけて電話するもずっと話中で繋がらず、突撃したらこれがビンゴで整理券をゲットすることができた。結果が出るまで3日かかりますと言われたが、中1日で陰性とのSMSが届いた。そのタイムスタンプが日曜の午前2時だったのが、本当にお疲れ様です。なんだかんだ文句垂れる人はいるけど、やってるよなぁ横浜市。
そういえばこれを機にcocoaとワクチン接種証明アプリをあいほんに入れてみた。cocoaは自己申告制だし目安でしかないのだろうからいいとして、接種証明の方はマイナンバーカードとスマホを接触させるだけで情報を読み取ってきっちりワクチンの種類から接種した日付まで表示されたのには驚いた。おお、未来っぽい。これだけでもマイナンバーカードを作った甲斐があったな。
それにしてもスマホがどんどん個人情報の塊になっていくなぁ。もうそういう方向の流れなんだろうな。今のうちにこのビッグウェーブに乗っておかないともっとトシくったときに困る気がするので、頑張って世の中の流れにくいつくBBAである。こうなってくると端末を無くしたりするのが怖くなる。いっそ身体の一部にインプラントを埋め込むとかバーコードを入れ墨するとかしてくれないだろうか。
マイナンバーカードをようやく受け取った
1週間調子よく仕事してもう大丈夫なんじゃないのと勘違いしそうになるも、土曜には帰宅したら急に疲れて動きたくなくなったり、それでも日曜は少し外出できたりするものの帰ったらおやつを食べて即寝のあげくに6時間昼寝するとかよくわからないことになっている。ちょっと動けるようになっただけ去年よりマシか。マイナンバーカードもやっと受け取ってきたし。夏ごろに申請を出したものを放置しすぎて受取期限が切れたのだが、電話したら3か月は取っといてくれるとかで、普通に予約して受け取れたのだった。きっと私のような人が世間には多いんだろう。
前のあいほんを下取りに出そうとしたら古すぎて拒否された。やんわりとアップルストアで確実に処分してもらうよう誘導されたので、もう中古としての価値もないんだろう。なるほど。これをお金にしたいというより処分に困っているだけなので大人しく勧めに従うことにする。あれってみんなどうしてんの。燃えないゴミに出してんの？
現場ではそろそろ実際の作業をガンガン進めなくてはならない時期のはずなのだが、上のほうでは未だに大幅な変更が出たり設計を詰めるような話をしている。なんだかのんびりしていてまだそんな時期だったっけと勘違いしそうになる。どっちにチューニングを合わせればいいのか、温度差がありすぎてテンポが狂う。
当帰芍薬散加人参が良く効いている気がする。全身の筋肉のこわばりが悩みのタネだったのがじわじわと緩んできてる気がする。そういや芍薬ってこむら返りとかに効く生薬だったっけね。緊張がほぐれたせいか手のひらや小指の先があったかくなってやたら痒くてしもやけみたいになっている。あと風呂に入ったときのあったまり効果が全然違う。緊張していた時は湯船につかっても「ハイハイあったかいね」くらいなもんだったのが、最近は「ぅあああああったかいいぃぃぃビリビリするうぅぅぅ」という感じ。細かいところでは足が痺れたときの治りも早くなっている気がする。いま温泉とマッサージに行ったら物凄く気持ちいいんじゃなかろうか。試してみたいが仕事とコロナがゆるさない。
あけおめ
松の内もとっくに過ぎましたが、あけましておめでとうございます。
年末年始はオミクロン流行のきざしを横目に最後のチャンスとばかりに帰省してきた。帰りの新幹線が雪と架線障害で一時運転見合わせになって2時間くらい遅れた以外は大過なくコロナにも罹らずに済んだ。休み中に意地ですき焼きと手巻き寿司は食べた。
今年は現場が4日から稼働したので早々に仕事モードである。と思ったら雪が降ったので帰宅勧告に従って粛々と早上がりしたりした。凍っちゃったらブーツだろうがスタッドレスだろうが北国出身だろうが滑るもんは滑る。あと平らな敷石の上に雪が乗ると面白いように滑るね。あれは陰謀の兵器かなんかなのか。
漢方は当帰芍薬散人参で落ち着いている。五積散も飲んでみたのだが頭痛がしてきたのでどうも合わないらしい。気が上の方でぐるぐるするばかりで降りていかない感じがしたのでそのへんの改善と、当帰芍薬だけだと胃にくるので人参入りでルビーナめぐりがちょうどその処方なので買いやすくて良い。
仕事は‥‥仕事はねぇ、アハハ、もうど～にでもなぁれ☆である。もう躯体が立ち上がってんのにいまさら厨房増やすとか言っちゃって、あっはっはっ面白い冗談だねー！ という感じになっている。ここまでくるとハイハイ金と手間をかければ何でも出来まっせ～、である。コロナで機器・材料が入ってこないのもあって、キッチリ終わらせる気がなくなっている。まあいいんじゃないの～。好きにしなよ～。
ここ2日で食べたもの
年末最後の週末である。もう無理すんのやめよ、いろいろ忙しいし。家事も働き方改革である。毎年クリスマスにはちょっと変わった肉料理をババンとしていたのだが、今年は気が向かないので止めた。正月もご馳走は注文してあるけど手のかかることは一切やらないつもりである。大掃除？ なんだっけ、それ？
そんなことを言っていたらクリスマスは熊がラムチョップを作ってくれた。ここんとこ熊の料理スキルがめきめきと上昇している。おいしい。
シャンパンも買ってきてくれた。
クリスマスケーキはパネトーネというイタリアの軽いフルーツケーキを半分こしてグラッパでビタビタにして食べた。
次の日にいつものラーメン屋に行ったら年内最後の営業日だった。ネギは時々食べたくなるが、量が多すぎてぬるくなるんだよな。今度「量は半分でいいです」って言ってみようかな。
夜は2年ぶりくらいに熊＋友人ひとりとパブでビール。オミクロンが広がったら次はいつになるかわからんしなー、今のうちだなーと話しつつ飲む。
これもビール。
帰りにカフェへ寄ってアプリコットのタルトとコーヒー。日曜の夜にスイーツとコーヒーで盛り上がるおっさんおばはん。
コロナと仕事と体調でなんだかなーな1年だったが、最後に楽しかった。良いお年を。
