ピーナツクリーム

ふと思った。
エスニック風のタレを作るのに、ピーナツペーストを入れるとソレっぽくなるんじゃないか?
あの白濁したつけダレは何で出来ているんだろう、と前から気にはなっていた。スィートチリを使い、マヨネーズ‥‥なんか、違うんだよなぁ。
といっても、ネットで本格的なレシピを探したり、店の人に聞いたり、輸入食材の専門店に行って材料を買ったりするほどではない。そこらへんのスーパーで安く売ってるもので、手間もたいしてかけずに、なんとかしたい。
というわけで、売り場に行ってみたら、ピーナツバターも置いてはいた。でも四百八十円。毎日使う調味料に、一瓶四百円は出せない。
調味料ってのはくせもので、高価いのは確かに美味しい。値段もひとつひとつは数百円で、つい買ってしまいそうになる。が、スパイス類を含めると種類も物凄く沢山あって、それぞれを少しいいやつ高価いやつ、と揃えていくとキリがない。とくにウチは香草や各国料理が好きなもんだから、和洋中他凡てを取り揃えることになる。
そんな事情で調味料は下から二番目、ハーブ類は一定量しか買わない、増やさないと決めている。
で、ピーナツである。
四百八十円は買ってられない。ふと横を見ると、パンに塗るピーナツクリームが百二十円。あ、コレでいいじゃん。


味噌と味醂と豆板醤を合わせて、水炊きのつけダレ(エスニックじゃないし)にしてみた。結構イケる。なんで今まで思いつかなかったんだろう。