椿油のその後

悪くなった話だけでもナンなので、調子が良くなった話も書いておこう。
やっぱり椿油は良い。
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いつも身体の表面にヒリヒリ感があるのだが、本当にずっとなものだから馴れてしまって、普段は意識に上ることもない。だがそれは、確実に生活の底に絶えず流れる調べのように付き纏っているのだ‥‥というような過敏肌なわけだが、椿油を塗ると「確実に守られているッ!」という感じがしてほっとするのだ。しっかり油膜で覆えば、外部からの刺激は入ってこないものなのね、と実感する。蛇足だがこうした刺激に常時曝されているアトピーさんは、他のストレスには非常に弱いという噂もある。人間、ひとつのことには結構耐えられるが、横から更に別の圧がかかると簡単に崩れてしまうものらしい。
話は戻って、そんなに良いならいつも使い続ければ良いようなものだが、椿油というのはそのものズバリ油である。使い勝手はあまり良くないのだ。顔なり身体なりに塗ればベトベトするし、塗った直後に服やら物に触ればそこら中にベタベタが当然移る。風呂場で使えば床がぬるぬるになるし、ユニットバスの場合、樹脂というのは親油性があって掃除しても油はなかなか落としきれないものだ。でも使うがな。ウチの浴室はいまどきタイル貼りだし。
それでも肌に塗って十分もするとかなり吸収されるので、あちこち触っても大丈夫になる。上から化粧する場合は最低五分はおかないとファンデがよれるが、それさえクリアできればかなり調子は良い。椿油でなければ、お好みで食用のオリーブオイルを使っても良いんじゃないかと思う。
全身敏感肌を標榜する私である。顔も身体も洗うものには気を使う。身体については普段は洗剤の類は使わず、絹の洗い布で擦るだけ。週に一度程度、顔を洗うのと同じもので洗う。
その顔を洗うものは石けんである。今までは地元で作られていた「釜だし一番 坊ちゃん石鹸」を長年使っていた。
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石鹸素地の製品は数々あるが、汚れ落ち・使用感ともに私はこれが一番好きだ。
ところが、仙台では当たり前のように店先に山積みになっていた坊ちゃん石鹸だが、引越したらやっぱり探すのが大変だった。それでちょっと浮気して薬局の片隅で売られていた「マジックソープ」なるものを購入してみたのである。
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これが、本当に良く落ちる。
私にとっては少々強すぎてピリピリする感じはあるのだが、毛穴の汚れまで確実に落ちてるな! という満足感はある。使い続けると毛穴に溜まった脂が小さくなってくるし、若干肌も明るくなった気がする。あろうことか染みまで薄くなったような。それは染みじゃなくて、こびりついた垢だったんじゃないか?
しかし、どうしても強力すぎるきらいはあるので、これプラス椿油でしっかり保護、というのが今のところの最強タッグである。もちろん、椿油の前に安い化粧水をダバダバつけて水分は補給せねばならないが。
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ちなみに今使っている日焼け止めはこれ。
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若干色がついているのでコレだけで薄化粧なのが楽チン。肌に傷がある状態だと判らないが、まあ、普通の調子のときにはまったく刺激を感じない。閉塞感も少なくて、今まで使った中ではかなり秀逸だ。