“てか、地震が・・・。”

地震というのは周期的に起こるもので、いっぺん大きいのが来たらあとしばらくは大丈夫、と思い込んでいた。なのにまた新潟。前回の地震からまだ三年しか経っていない。被災地の方々には謹んでお見舞いを申し上げます。個人的には、こないだお会いしたばかりである諜報員の方のブログが更新されるのを、ジリジリとお待ちしているところである。しかしライフラインも切断されているようだし、ネットどころじゃないのかもしれない。落ち着いたらでいいのでご無事な声明を出していただけると幸いである。


新潟・中越でのM7クラスの地震は、昔は十五年周期であったという。ところが1964年の新潟地震以降、五年に一度ぐらいのペースで起きているらしい。なんでも百年周期で活動期と不活発な時期を繰り返しており、今は活動期の真っ只中であるとの主張もあるらしい。
新潟県中越地震の地質学的背景(リンク先PDF)
あと、注目が集まっている長周期地震動と関係があるのかどうか、こんなデータが。

防災科学技術研究所より
青の+印が震源。緑→赤で振幅が大きくなることを表している。
今回の大地震の余震、というにはちょっと離れている感じもするが、昨夜起きた地震の最大振幅分布である。震源地は福井県か石川県沖なのだが、北日本太平洋側のほうが揺れが大きくなっている。サイトへ行って振幅アニメーションで見ると、震源から徐々に揺れが大きくなりながら伝わっていくのが判る。こんな地震もあるんだ、と目からウロコである。
ちなみに昨日の午前中に起きたものはこちら。

こっちは普通である。比べてみると、その変具合がよく判る。