体力差

大丈夫、大丈夫と自己暗示をかける気力があれば、乗り切れる。その気力もないときは、大人しく休む。
昨日の祝日も出勤だなーと思っていたのだけど、身体中ミシミシ痛くて動けなかったので二連休。しょせん体力勝負では男性には敵わない。というか、あんまり敵いたくもないんだが。
もともと私は女性の中でも虚弱なほうだけども、おとーさんたちのバイタリティは凄いもの。そういうところで給料が女の子料金になるのは致し方ないのかなと思ったりもする。ゆるい働き方ができる環境なら、甘んじてうけるのだけど。
そこに混じって働いていると、男性は引き受けなければならない負荷が大きくて大変だなと思う。
間近で眺めていると、目に見えないやって当然とされている部分が予想外に大きい。そういうものだと刷り込まれているから本人たちにはあまりストレスにならないのかもしれないけど、やっぱり単純にすげぇなぁと思うよ。私にはできないもの。実際、頑張っても気力も体力もついていけない。もっとも、私がいるのはかなり体育会系男社会な業界で、いわゆる3K職場なので極端な例なのかもしれないが。でもぽつぽつ女性もいるよ。
フェミニズムとかジェンダーとか、けっこうどうでもいい。女性扱いされて悔しいとか言ってるうちはまだ余裕。極限までいくとそれが有難くなる。残業続きで仕事中にちょっと具合が悪くなって薬が効くまでの間机に伏せても、女性なら無理しないで帰っていいよとか言って貰えるから。ちなみに男性だったら薬のんだんだろ、少し休んでな、とくる。言われるほうも復活するのが当然で、それまでホントすいませんとか思ってる。
もっとも優しいこと言われても私も帰らないが。薬が効いたら普通に残業するさ。過剰にはしないがな。
精神的にしろ体力的にしろ自分より弱い人間を赦すことは、簡単なようで人間ができていないと難しい。俺はギリギリまで頑張ってるのに、と誰だって思うだろう。かなり引っ張ってるところに更に潰れた人間の分まで背負い込まなきゃならないってことだから。そういうところで、男は優しくなければ生きている資格がないとか言われちゃうわけだよな。