前日日記

午前中は鶯谷の歯医者へ。
午後は横浜までとって返して出勤。仕事が終わらなかったんだから仕方ない。
仕事に戻る前に下着屋へ寄って、腹いせにラベンダー色のサテン×黒レースという、若干トチ狂い気味の上下セットを買って気を紛らわす。
下着は外から見えないので派手なものでも遠慮なく使えるところがいい。反面、そのときの精神状態が如実に現れる部分でもある。大事なプレゼンのときは攻撃的な下着を着けると言っていた人もいたな。
黒い下着は妖艶の代名詞のようだが、実は使う側にとっては濃い色というのは外から目立たず無難で重宝するのだ。一番透けにくいのはベージュだが、それはあまりにも機能重視すぎてちょっと気分が乗らないわという時には、黒や深緑は便利だったりする。
あと、レースとか紐とかサテンとかリボンとか、普段の服装ではなかなか使いにくいけどキラキラしてて好いわー、という欲求を満たせるものでもある。あんまり似合わなくてもどうせ人には見えないし、ただカワイイものを身に着けたいだけ。ビビットな真っ青やあり得ない赤×黒、はたまたラブリーすぎる水玉縞々綿レース、モードっぽ過ぎるサイケなプリント。なんでもあるしなんでも構わない。自分に嘘をつかず、その日の気分で変えられるのは、単純に楽しい。
見られることがあるったって、慰安旅行でもなければ見るのは極限られた親しい相手だけである。道連れがいる旅行の時はウケ狙いじゃなければ手持ちの中から無難な色カタチのものを持って行くけど、それ以外で下着を見せるような間柄なら趣味嗜好がバレたって一向に構わんだろう。不特定多数に見せる職業の人は考え方がまた違うかもしれんが。
勝負下着という言葉があるが、下着には気分が表れることを前提とすれば、実際のところそういう人目を気にした下着をつけるということはその気があるのがまるわかりなわけで、しかしそのまんまストレートでは気恥ずかしいので、照れ隠しにわざわざ勝負とか言っちゃうんだろうな。しかし実は派手な下着を好む人は、己の楽しみのために普段から派手な下着をつけているものだ。
ただこれは個人差の激しい項目で、肌に直接触れるものでもあるので、逆に見た目より肌触りや着け心地を重視する人もいるな。あと下着の好みにまで口を出すアホ男*1もいるらしく、それに従う女もいたりして、まあ、一概にこうだとは言えないがな。


と、どうでもいいことを考えつつ、昨日も帰宅が日付を越したので今日はひたすら寝る。

*1:男性側の好みとして意見を持つことは構わんが、こうじゃなきゃダメだという論調でお付き合いしている相手に要求しなくてもいいんじゃね、と思う。要求されて嬉し恥ずかしってのもあるが、他人の下着なんてどうだっていいじゃん、中身がついてくれば。