怪しいはてダ隊:年度末繁忙期中間打上

そんなわけで、マッサージのあとはオフである。一日って何時間あるんだっけ? という勢いで働きつめた都会の小さな息抜きである。今回はフモさんとフエタロさんとご一緒させていただいた。贅沢にも素敵な殿方おふたりに挟まれ両手に花(花?)(花でいいのか?)で鼻血が出そうであった。過労のあまりテンションが上がりすぎ、という話もあるが。
連日の残業疲れを癒すべく、渋谷で待ち合わせまずは行き当たりばったりに居酒屋へ。現地の看板の下でホットペッパーをめくりクーポン券を探すという、しっかりしてんだかしてないんだかよく判らない一行。初手からグダグダな我々は店に入っても一品料理を頼む手間さえ惜しみ、コースを注文する。居酒屋でコースって。いや、美味しゅうございましたが。
河岸を変えて次は私が行ってみたかったベルギービール専門店のイドロパッドへ。途中、フモさんが妙にカッコよく見える場面があったりして、頭を抱えて日頃の疲れを実感する。あと、フエタロ先生に「ぱせよさん、今日は笑い過ぎ」と注意された。すみません、いろいろ溜まってて笑いたくて仕方なかったんです。あやうい均衡を保ちつつ、キレキレのままビールを飲み続ける。アルコール度数を理由にオーダーした二杯目が、実は一瓶二千円だったと気づいて青くなるも、あとの祭り。逆上して「いいわよ! 残業代で払うわよ!」と叫びだす私。色気もなにもあったもんじゃない。

これが記念撮影してきた一瓶二千円のビールだ。銘柄名は忘れた。だって長たらしいカタカナだし酔っ払ってたんだもん。
濁りがあるタイプで、一口目でその酸っぱさに驚くも、後味には不思議なほど残らず、今までのビールの観念を覆すような物凄く美味しいものだった。さすが単価二千円。世の中にはまだまだ知らないことが沢山あるものだ。
そのあとは大人しくコーヒーで一服して、帰途についたのであった。
フモさん、フエタロさん、楽しい時間を有難うございました。