痛い日

今朝、駅のホームをただ歩いていたら、何の前触れもなく肩甲骨のあたりの筋肉がきゅぅっとおかしくなった。どうも背中がつったらしい。いつも通りに出勤しようとしただけなのに。イタタタタ、と慌てて筋を伸ばそうとしたのだけど、どんな姿勢をとれば当該筋肉が伸びるのかよく判らない。若干複雑な部分だったんである。
困惑したものの、腕が動かないほどじゃないし、仕方ないのでそのまま電車に乗って仕事へ行った。
今日はパソコンの前での仕事ではなく移動の日であったので、ちょこちょこ動いているうちにあまり気にならなくなってきた。じっと座っているよりは良かったのかもしれない。今も少し違和感はあるが、まあ、楽にしてれば治るだろう。ついでに膏薬でも貼っとくか。
そして背中の痛みに耐えつつ荷物をもってバタバタと走り回っていたら、今度は会社玄関の閉まりかけた自動ドアに激突した。その衝撃で私は勢い余ってその場でくるりと一回転し、ガラスはバイィィィン‥‥! と大きな音を立てて一瞬止まった。それを目撃していた会社の人二名は、判りやすく「あっ」という顔をしていた。打撲した肩はまだちょっと疼く。でも鏡に映してみても、とくに痣にはなっていない。
それでも割りと早めに帰れたので、痛む心を慰めるべく一時間半も風呂に入ってやったぜ。久しぶりの長湯のあとのビール。酔いが早い。