WIRE08


夏の終わりに横浜アリーナで夜通し十二時間ズンドコやり続けるという恐ろしい祭典に連れて行ってもらった。
前にBODY&SOULに行ったときもなんとなく感じたんだが、DJが違うとけっこう音も違うというのが今回は顕著に判って面白かった。音源をそれぞれの趣味で選ぶのだろうから、出来上がる音も違って当たり前なのだが。
アチコチ見て回って自分の好みもなんとなく判って楽しかった。
詳しくは書くのが面倒なのでコチラを参照。
三階席からフロアを見下ろすとこんな感じ。

見ろ人が、と言いたくなるのを必死でこらえた。硬質のレーザー光線は摑まってぶら下がれそうだ。
途中、夜中に変な人たちがステージ上でパフォーマンスしていた。

あれ、この人たち、さっきロビーでじゃれてるのを見かけたような‥‥?
しかしとにかくオールはもうキツいお年頃である。ペース配分を考えると、そうそうはっちゃけてもいられない。それでも夜中の二時くらいまでは、ビールを飲みながらまあ余裕でユラユラ揺れていられて時間が経つのも早いのだが、そこから先がザ・耐久レースである。
疲れたらロビーや通路にみんな雑魚寝状態で寝る。忙しいときはいつも事務所の床に転がって寝ているので、これは別に平気なのだが、逆に変に馴れているせいか思いっきり熟睡してしまう。そして寝起きが悪いので起こされてズンドコいってるフロアに入っても、半分寝ぼけたまま幽鬼のようにふらふら揺れる。床の段差にけつまづく。時間が経つにつれて場が荒れてきて空のペットボトルやらゴミ屑なんかがそこら中に落ちているのだが、それを踏んでコケそうになる。手を引いて歩いてもらわねばはぐれる。そしてまた寝る。の繰り返しで、後半は前半とは別の意味で時間が経つのが早かった。最後は半死半生である。
ええと、一緒に行ってくださった方、お世話になりました。
帰り道、地下鉄の駅でスポーツドリンクを買おうと自販機の前でしゃがんだら、腰がヤバい感じでクキッといった。ちぬ。