月と地球

ひめさんの疑問の図解をCADで描いてみたよ。数字を参考にしたのはコチラのサイト
大きさと距離の関係はこんな感じ。

CADで描くとwebに載せるにはちと線が細すぎるんだということに、いま気がついたよ。まあ、描いちゃったんで今回は気にしない方向で。
大きさの違いから月ではいつでもどこでも地球が見えるかというと、答えはNO。
地球と月の円接線を描くと判るけども、月の表面上で(凸凹を考慮しないとして)端っこだけでも地球が見えるのは半分強ということになる。ここでちょっとブレがあるとか重力で光が曲がるとかそういう面倒くさいことは、私の知能で考慮できる範囲を逸脱するので言わないように!

んで、月の自転は公転と同期しているので、地球から見える月はいつも同じ側である。

ということは、月の上で地球が見える位置もいつも同じ。見えない場所にいたら、いつまで待っても地球は見えてこない。
いわゆる地球で言うところの『日の出』みたいに月で『地球の出』を見るには、自分が見えない位置から見える方向へ移動しながら見るしかない。自演乙。

という話だと理解してたんだが、ち、違った‥‥?
勘違いの原因は、地球上に住んでいると自分が動かなくても太陽や月が勝手に昇ったり沈んだりするので、それが当たり前という感覚になってしまっていたのと、あとはひめさんのいってたアポロの写真やそれを元ネタにした数々のアニメその他の映像作品を何度も目にしているから、そういう刷り込みもあるんだろうなぁ。同じ席上にいて同じ話題で盛り上がって、それぞれ考えてることが違うのってなんか面白いなぁ。