牡蠣

私は牡蠣が好きである。そして三陸は牡蠣の名産地なのだ。だから(だから?)牡蠣は全力で応援したい。
三陸牡蠣復興支援プロジェクト「SAVE SANRIKU OYSTER」
(画像クリックで別窓で開きます)
(さらにリンク先の『日本オイスター協会』に飛ぶと、「カキペディア」「カキッチン」「オイスターツイッター」等々、力の抜けたほっこりオヤジギャグワールドにスリップインできる)
このプロジェクトの素晴らしいところは、ただ募金するだけじゃなくて、牡蠣がとれたら20個前後送ってくれるということである。
いわゆるオーナー制度なんだが、HPのQ&Aを読んでみると、これがいいことを言っている。

Q:どうして寄付ではなくオーナー制度にしているのですか?

A:私たちはNPOなどの団体ではなく企業でございます。寄付の形態とは異なり、企業だからこそできる支援があると考えております。
この度のオーナー制度は、単なる寄付ではなく、それ以上にオーナー様になっていただく方には、三陸牡蠣が復興の暁に、まずは美味しい牡蠣をお召し上がりいただき、ともに復活の喜びを共有させていただけるものとなっております。
つまり、当社の事業理念である「三方よし」の言葉どおり、お客様は、三陸を支援しているということ以外にも、復活した三陸の牡蠣を最初に愉しめるというご満足を得られ、またオーナー制度によって、生産者は、先に資材等の受け取ることができることによって牡蠣養殖を再開しやすくなり、また当社も牡蠣事業を伸ばすことができるという、繋がるものみんなが良いというものとなっております。
三陸牡蠣復興支援プロジェクト

2週間くらい前にオマーンの王族が南相馬の会社に浄水器を大口発注したというニュースがあったが、さすが王族、人の上に立つお方は金の使いどころを判ってらっしゃる。これなんである。火急の際は火事に水をかけるがごとく後先考えずにまず支援するのが有効だけども、いつまでもそれだけでは先がない。津波被害に遭った土地の大工さんや配管屋さんなど職人さんも、自分で動きたいけども道具がないと嘆いているという話があったっけ。
もちろん企業に仕事を発注するなんて一介のサラリーマンには荷がかちすぎるし、小難しい思想はこの際どうでもいい。
殻付の産地直送の牡蠣が20個である。届いたら自宅で牡蠣祭りが開催できる。稚貝から育てると収穫まで3年以上かかるそうだが、忘れた頃にこんなのが送られてきたら嬉しいじゃないか。1口1万円で将来の牡蠣20個前後を予約する。面白そうなのでのってみるよ。