前に革のバングルを利用して修理した時計のバンドが、また千切れかけたのである。(『腕時計+バングル』)
仕方ないのでもう一度作り直すことにした。今回は革紐にビーズを編みこむキットを買ってきた。そのままは使えないので、作り方を参考にしつつパーツ取りすることになる。
長さを調整するために、メンディングテープの上にビーズを並べて位置決めをする。約3cmのものを4本分用意した。
革紐を時計の細工部分の穴に通しながら、キットに入っていた糸でビーズを括り付けていく。糸は太目の木綿糸に蝋引きしてあるようで、ハリがあってピンピン跳ね回る。扱いに慣れるまでちょっと大変だった。キリキリと引き絞るのに力を入れすぎて、添付のビーズ用針があっさり曲がったが、使用には問題ない。
余分な革紐を切り落として金具を付ける。
全体像。
留め金は本来はペンダント用のニューホックを使った。ちと弱いがなんとかなろう。ダメだったらそんときにまた考えよう。
こうしてバンドを直して意気揚々と腕につけてみたのだが、ふと気がつくと今度は時計自体が止まっていたのだった。電池交換したら動いたけどね。つくづく手のかかる腕時計である。