週末日記

土曜は例によって映画を観に行き、さっさと帰って家ごはん。寒いのと熊が風邪っぴきだったのでポトフにしてみた。ポトフってアレじゃろ、洋風おでんじゃろ、と呟きながらスペアリブで出汁をとっていろいろ煮込む。蕪を入れたのは正解だったな。味がしみて柔らかくなったそれは、おでんにおける大根の位置。あと、水切りヨーグルトに味をしめてサワークリームの代わりに使ってみたら、こちらもいい塩梅であった。肉や油も使っているし太いソーセージもドカンと入れたのだけど、どうしてこう煮込み料理というのはすすんでしまうのか。大きな土鍋いっぱいをふたりでペロリとたいらげたのだった。
日曜は寝起きでふとトチ狂って日記のデザインを変更し始めてしまい、2時間後に後悔するも後戻りできず、道具類を出して写真を撮ったり慣れないCSSを弄くったり延々半日も作業していたのだった。ああ、やっちまった。なんて不毛なんだ‥‥。
キリのいいところで見切りをつけて、やおらやりかけのビーズに取り掛かる。針に糸を通してキリキリと編んでいくのだが、キットについてきた細い針が力をこめすぎてあっさり曲がった。しかし細いので多少曲がっていたほうが、むしろ扱いやすい気がする。
それにしても何年も前から切れない小鋏に苛々していたのだが、こんどは安物のニッパーも切れ味が悪くなってきた。やっぱり刃物は多少お高くとも研いで使えるようなまともなものを買わなきゃ駄目だな。そこで鋏を研ぐ技量が私にあるのかどうかが新たな問題となって浮上してくるわけだが。訓練校時代に散々やらされた鉋や鑿ならともかく、小鋏のあの形状はどうやって研ぐのか、そこからして判らん。斜めに当てるのか。その前に仕上砥の破片(ちょっと撫でるのに便利)以外はもう砥石も持ってないし、そもそも腕がなまくらなんだけどな。
死ぬ間際に楽しい人生だったと思いたいものだが、さて、どこまで出来るかなぁ。