夏休みの工作:エンジン2種

10年くらい前に大人の科学のエンジンを貰ったんである。狭いワンルームで組立てても置く場所がなー、と箱のままとっておいたのだが、10年たっても置く場所を確保しやしない。心積りとしてはアレをこうしてこう、というようなあぶくのような構想は浮かんでは消えていたのだが、とにかく余裕がなくて他の工作もまったく進んでいないので、これはいつまでたっても無理だろうと見切り発車することにした。エンジンだけに。

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ひとつめはバキュームエンジン、真空エンジンともいう。

このエンジンは、外部に熱源を持つ外燃機関の一種です。シリンダーの中で、吸い込んだ熱が冷やされ、真空に近い状態を作り出すことで、ピストンを動かします。

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歪みのないしっかりしたパーツとネジ・ボルトナット類はおろかドライバーまで必要なだけ入っているので、本当に箱を開けて組み立てるだけである。よく出来てんなー。

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はい、出来上がり。所要時間1時間半。ハンドルと座席とクラッチもついていて、バックも出来る。ハンドルもちゃんと前輪と連動するようになっている。燃料はアルコールなのだけど、エチルアルコールは買ってないので、ミニカーみたいなものである。

 

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はい次、スターリングエンジン

 1816年のスコットランドのロバート・スターリングが発明し、空気の膨張・収縮を利用した外部燃焼エンジンです。

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こっちは少しパーツが多くて、ギアも付いている。ピストンの位置合わせもかなりシビアで、調整しているうちに正解が分からなくなっていく。

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はい、出来上がり。所要時間2時間45分。これも燃料はアルコールだけど以下同文。

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パカッとな。こっちは後ろ側にレバーがついていて、開閉できるギミックになっている。

 

非常に細かい凸凹の塊なので、透明カバーをかけないと飾ってなんて置けないよねー、ねー。はやくカバー買おうねー。(自分に言っている)