那珂川温泉カピバラ旅行(1日目)

現場が終わったら温泉とカピバラである。今回はチューブ水槽の中を縦横無尽に泳ぎ回る泳ぐ里芋として有名ななかがわ水遊園の茶々丸が目当てである。なかがわってどこ? あ、栃木県。那須塩原から車で1時間くらい。ほうほう。いつもの那須どうぶつ王国とは逆方向とな。なるほど。んじゃ行ってみよう。
那須塩原駅に着いたらレンタカーで一路那珂川方面へ。最近の車はBluetoothでいきなりiPhoneとリンクさせて曲を流せるのな。すげぇ。お昼時だったのでまずは道の駅ばとうに向かう。

目当てはいのしし料理である。

いのしし丼。肉が薄いんだけど赤身の味が濃くておいしい。ちょっとごはんが多いかなと思いつつ、空気が良かったのかぺろりと食べてしまった。
満腹になったらそこから車で10分のなかがわ水遊園へ。

なんかだだっ広い芝生の向こうに大きな池がありその真ん中に打ちっぱなしコンクリートとガラス張りの建物が建っている上にスピーカーでずっと『ピヨーン ポローン♪』とアンビエント音楽が流れていて、なんだか海外SFドラマのディストピア世界に紛れ込んだような気分になった。

建物回りは蓮の池で、内側から見るとなかなかの迫力である。

ガラスの温室の内側は大水槽になっていた。

水面から見るとぜんぜん魚の姿が見えない。

しかし横から見るとこんなにいる。面白いなぁ。

体毛に藻が生えて緑色のカピバラ(野性下でもみられる現象だそうです)茶々丸くん、お、泳ぐのか?

泳ぎません。

ここがくつろぎの定位置らしい。昼寝を始めた。
しばらく粘ったのだけどこの日は泳ぐ姿は見られなかった。残念。また来よう。

しかしでっかいピラルクーだな。茶々丸君はたまにあれを踏んだりしてるらしい。

水遊園のショップにピラルクーと泳ぐカピバラというドンピシャなキーリングがあったので記念に購入。しかしカピバラのもので泳ぐ姿をモチーフにしているのは案外珍しいんじゃなかろうか。特徴的な座り姿勢か伏せ、もしくは水中にいても「温泉・風呂」が多い気がする。次は泳ぐ実物を見られるといいな。
それからまた車ですぐの本日のお宿、いさみ館へ。

古民家の梁を移築した建物らしい。

お部屋は川に面したリバービュー。これがなかなか気持ちがよかった。

なかなかいい雰囲気ですな。

ついこういうとこ見ちゃうよね。古色蒼然としていますがもちろん現代的な設備は整っています。

お風呂が貸切状態だったのでこっそり写真を撮った。女湯なので露天といっても囲われてる感があるのは仕方ない。清潔感があって気持ちの良いお風呂だった。お湯は無色透明で匂いもないのだけど、入っていると肌がぬるっとしてくるのでやっぱり温泉なんだな。ぬるめなのでいつまでも入っていられる。
さて、食堂へ移動しての晩ごはん。

どん。いのししは陶板焼き、お刺身はチョウザメとプレミアムヤシオマス。プレミアムヤシオマスとはなんぞや。那珂川名産の三倍体のニジマスである。肉じゃがはとちぎゆめポーク。

そして季節野菜の南蛮漬けと鮎の塩焼き、〆にご飯と味噌汁、漬物付き。地酒も飲んで満足である。

ご飯の後にデザート代わりに囲炉裏端で焼きマシュマロと薬膳酒。
ふわふわといい気分になって、おやすみなさい。
この日は中秋の満月だったらしい。

 

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