膀胱炎で代休が潰れた

代休である。昨年末に頑張ったので代休が溜まっており、それを消化するために週末の前後につなげて4連休にしていた。うっきうきでひとりで遊びに出掛けようと計画していたのだが、初日の朝に血尿が出た。気のせいではなく赤い。ああ、うん、1週間くらい前からなんとなく自覚症状はあったんだよね。主にトイレで。途中で軽くなったりしたからこのままイケるかなと期待したのだが、やっぱダメか。くっそぅ、年始のコロナのときにきっちり休めなかったのが祟ったか。ちょっと無理するとすぐに病名がつくことになる。トシは取りたくないものである。

ともかく抗生物質が必要だな。仕方がない、病院へ行こう。平日だから普通に行けるねよかったねチッ。しかし泌尿器科? 絶対数が少ないんだよな~、膀胱炎なら内科で診てもらえるのでは。病院探しが億劫だったので何度かかかったことのある近所の内科に電話して頼んで診てもらった。

無事にゲット

子供の頃は風邪をひいたら内科に行くイメージだったが、大人になるとちょっとした風邪くらいでは通院しない。というか風邪症状だととりあえず出勤して熱が出るようなら途中で抜けて出先の近くの病院を探して行ってしまう。行動半径が広がるとそうでもしないと病院にかかれない。年始のコロナも現場近くの発熱外来を探して行った。となると近所の内科に行くときはハナから出勤しないような状況であり、これまでも止まらない眩暈だの1か月も下がらない微熱だの1年おきくらいで訳の分からない病状を持ち込んでばかりいる。今回はわかりやすいが厳密には内科の領分ではないよな。

膀胱炎も甘く見ると酷い目に遭うのは経験済みなので、炎症が腎盂に到達する前にさっさと抗生物質で叩くに限る。若い頃に膀胱炎からの腎盂腎炎を更に2~3日放置して医者に怒られたことがある。そのままにしとくと敗血症になって死ぬらしい。自力ではなかなか治らないよくある病気のひとつで、ペニシリンが発見されるまでは死病だったんだろうな。あのときは絶対安静を言い渡され2週間毎日点滴で2時間かけて抗生物質を投与されたが、今回は「最低5日間は服んでー」とカプセルを処方されただけで済んだのだから軽いものだ。

体調にも天気にも恵まれないので遊びに行く計画は次に持越しである。出不精の私が珍しくお出掛けを目論むと体調不良で潰れるパターンが多いような気がするのだが、ひょっとしてこれは因果関係が逆なのか。体調由来で落ち着かないのを何とかしようとして行動を起こしたくなるのかもしれない。そっかー、急に出掛けたくなったら要注意なんだな。せっかくの代休が潰れて哀しいが、どっかでちゃんと休まなきゃいけないのかもしれない。大人しく積本でも読むか。

ソファの上に電気毛布を敷いて更にブランケットを掛けて巣作り