シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

シンエヴァを観た。長らく続いたエヴァンゲリオンシリーズの最終話だった。
エヴァはあまりにも裏設定らしきものが多過ぎて、観る側が資料を探して勉強しなきゃならんような風潮に反発を覚え、逆に意固地になって裏設定の類を一切見ないでシリーズの映像作品すべてを消化しながらここまできた。ゲームはしないので触っていない。このへんのことに言葉を尽くすと悪態が止まらなくなるのでやめておくが、今回は最終だというのでこれでチューニングが合わなくても面白くないなと初めてwikipediaを読んでみた。思ったよりも更にファンシーかつファンタジーな設定でびっくりした。とまれ話の骨子はわかった。
そうして観終わった感想としては、煽り文句の通り『すべての終わり』なので、自分の中で何もかもの決着がついてしまい、その後にtwitterなどでエヴァの話題を見るのも億劫になった。他人にエヴァの話をしないで欲しいとかそういう次元の話ではなく、私の中では『終わった』ことになってしまったということである。そういう心持ちになったのでそれ以上の興味を失ったというひとつの感想である。はい、以上終了、おしまい。誤解を恐れずにいえば、いろんな意味でよくこれを作ったなー。律儀な人なんだろうな。


『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告・改【公式】

春が来た

これ以上、打つ手がないので緊急事態宣言を解除するそうである。我々がワクチン接種を受けられるのは来年くらいになりそうな雰囲気だが、よその国では既に接種が始まってハイペースで進んでいるらしく、ところによっては夏までには通常の状態に戻すという。オリンピックも条件付きでやるというし、実際には去年と何も条件は変わっていないのになし崩しに空気感に流されて『普通』を取り戻しそうで、これどーなんかな。もうみんな自粛に飽き飽きしてて、もういいことにしたくなってるしね。私もだが。

 

シーリングファンライトを買った

ようやく部屋の照明を変えた。いままで間に合わせというかなんというか、気に入ったものが見つかるまでのつもりで傘なしのむき出し蛍光管などという殺伐としたものを使っていたのだが、そのまま15年くらい経ってしまった。

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とりあえずのものがあるとそのまま使い続けてしまうんだよな。
この世は仮の宿りみたいな感覚が強く、好みのもの以外は間に合えばいいやの精神で生きているところがあるので、拘りが強いのか弱いのか自分でもよくわからない。そうはいっても気にくわないものは意地でも排除するので、剥き出しの蛍光管は意外にその無骨さがキライではなかったのかもしれない。
それはともかく間に合わせで生きるのもいい加減にしようと一念発起し、気に入ったものを探し出したのである。

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じゃん。組み立てるよ! 何かと組み立てている私だが、照明まで組立式である。

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出来上がり。重量が5kgちょっとあるので、取付は熊に手伝ってもらった。シーリングファンライトというやつである。なんか外国みたいでかっこいいじゃん、というのが第一義で、ついでに室内の温度分布の偏りを解消しようという目論見である。回してみたら羽が大きくてゆっくりながらしっかり空気をかき回してくれて、音はまったく気にならない。狭い部屋でぐるんぐるん回っているのさえ気にしなければかなり快適である。空気が動くので真夏は無理でもちょっと暑い時期なんかも凌げるかもしれない。

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そしてリモコンがゴツイ。

今週の事情

今週は社内業務と突発現場と体調不良が重なって、それがすべて瞬く間に進行してほぼ同時に過ぎ去って行った。嵐が過ぎ去り今はぽかんとしている。体調不良の内容はこの時と同じである。

10年前になるのか。痛みはじめに自分の過去日記を読んで「そんなに痛いのかぁ」と縮み上がってしまった。今回も最後のほうは痛み止めを飲んでもまともに眠れないくらい痛かった。位置が違うので厳密には再発ではない。進行が前よりちょっとスピーディだったくらいで、通院→抗生剤→自壊というパターンは同じだった。抗生剤投入から一日半くらいで朝起きたら自壊してた。あれかね、抗生剤を投入すると抵抗力が上がって一時的に症状が重くなるように見えるってやつなのかね。前に熱を出した時も抗生剤を入れた途端に更に上がったことがあったっけな。
そんなこんなで今週はよたよたと通勤してふるふる震えながら仕事して合間にふらふらと通院するだけでとにかく精一杯で、あとはしくしく泣きながら寝る以外に何もできなかった。すべてが終わった今日になってようやく落ち着いてamazonの購入ボタンを押したくらいである。仕事も行かないわけにもいかなかったけど、車通勤で助かった、駅まで歩くんだったらヤバかった。
こんなのばっかりだが好きでやっているわけではない。事情を重ねがけするのは本当に勘弁して欲しいものだ。

ダイエット食始めました

体調が落ち着いてきてドカ喰いもしなくなり、そろそろ次の段階に進めそうな雰囲気なので、不調の間にドンドコ増え続けてBMI26を突破し肥満領域に入ってきた体重を何とかしようとすることにした。不調なら不調で痩せてくれれば納得しやすいものを、増えるってなんなの。調子悪いったってパツンパツンに太ってきたら説得力がないじゃないか。わかりにくいにも程がある。
それはさておき、胃腸の調子が落ちて全体に影響が出ているっぽいので、体重云々もあるが食生活の根本的な見直しを図ることにしたのである。いままでは朝抜き、昼は手弁当ときどき外食、夜はコロナの影響でほぼ自炊。お惣菜を1度に3~4回分作り置きして順次食べていく方式である。
折よくtwitterで流れてきた栄養士さんによるダイエット中の食事の仕方を自分用にまとめたのが下記である。1食につきそれぞれ1品目ずつ選ぶ方式。

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正直、自分の代謝量がよくわからんので、ざっくり「女性」で基礎代謝1,500kcalくらいだろ、と見積もっている。ここ数年の過労&寝たきり生活で筋力はだいぶ落ちてるはずだし、かといって過労に陥るくらいの労働状況ではあるのでな。
実際に表の通りに食べてみると、2食で食べてた分を3食にふりわける感じで、いままでと1日の総量はそう変わらない。夜は若干物足りない気分で寝ることになるが、これが腹八分目ということなんだろう。それより朝にちゃんと炭水化物とタンパク質をとると、内側からぶわっと発熱して身体がぽかぽかする。そしてこの量を守って食べていると、計ったように次の食事のあたりで腹が減ってくる。なんだかとても「必要量を管理して過不足なく供給してる」感じがする。はー、コントロールするってこういうことか。
一方で多動気味な脳も動き始めた。調子がいいと頭の中で常に思考がぐるんぐるん渦巻いているのだが、実はこれがとても疲れる。こうしてみると朝に食べないと頭が働かないので楽というのはあったかもしれない。
考えすぎて動けなくなるというと完璧主義者のようだが、実際は脳が空回りしすぎて疲れて怠くなるだけなのである。しかも内容も混沌がぐるぐるしているだけで実のあることを考えているわけでもない。すべてを無視するとおかしくなったりするのでなんかしらの整理にはなってるのかもしれんけど、アホの子のように目の前のものに次々と飛びついてはしょうもないことを捲し立てているので、自分でもどうしようもない。ま、身体が動けばいいや。もう元気の証だと思って放っておくしかない。
しかし毎食きっちりグラム数を計って食べることは、まあ出来ないわな。なので米は2合炊いて6等分し、売ってる魚がだいたい1切れ80gとかで、肉は200gのパックならお惣菜にして3~4回に分けて食べ、なんか足りなそうなら豆腐や納豆を足す、野菜はなるべく蒸すか煮るかおひたし、たまに炒め物にして漬物含めて2~3品、条件は芋と卵と果物は夜には食べない、という感じで運用している。意外と卵と乳製品を1日1回足すのが難儀だったりする。たまにならともかく、毎日だからな。
しかしこれまでそれなりにいろんなものを食べてはいたけども、1回の量や頻度に偏りがありすぎたのも疲弊した内臓にはよろしくなかったのだろうから、ふり幅を減らして安定的に供給するのも努力目標のひとつである。そういってる先から寝坊して朝昼2食分の計画がおじゃんになったりしてるんだけどな。
これで現場が始まった時にどうなるかだな。時間との闘いだ。生活習慣としての食事時間も、維持管理するための余裕という意味でもである。みんな激務が悪いんや。

生え際のちょろちょろ

ふっと抜けた感があり、漢方薬を飲むのを止めてみたら、そのまま維持できてる感じがする。薬が少し残っちゃったけど、しょうがない。ビタミン剤で補強しつつこのまま様子を見よう。縄跳びはちょいちょいサボりを挟みつつ、気が向いたら5分くらいゼーハーしている。徐々にあったかくなってきて縄跳びのために外に出るのがそんなに億劫じゃなくなってきたのはちょうどよかった。暑いだの寒いだの外的要因があると言い訳して3日坊主になりがち。
他に復活の兆しとしては、額の生え際に短い毛がちょろちょろ伸びてきているので、なんとなく調子が戻ってきているのかなと思う。
凋落を表すイメージとして「老いさらばえて髪は抜け歯もガタガタ」というのがあるが、確かに調子が落ちると髪と歯はなにをどうしてもダメになる。実際、現場中は歯茎が腫れてくるし、額は心持ち広くなる。そして現場が終わると口の中はすっきりし髪はまた生えてくるのである。なので時期によって中途半端に前髪があるようなないような感じになる。
こうしてみるとよく男性が体調やストレスで禿げるというのは特に男性に顕著にみられるというだけで、円形脱毛症などでは男女関係ないのだし、女性がまったく禿げないわけでもないのだろう。ひょっとしたらホルモンの関係で男性の場合は一度抜けたら環境が元に戻っても二度と生えてこず、繰り返すうちに面積が積み重なるので可視化されやすいのかもしれない。そういう哀しい差はありえそうである。しらんけど。

生傷が絶えない

季節は三寒四温だが、体調は3歩進んで2歩下がるである。
私の体調不良には筋肉の異常なこわばりというのがあるのだが、それもだいぶ軽減されてきた。例えば胡坐をかいて足先を手で持ち上げる、つまり足の裏を目で見て確認するというのが出来るようになってきた。腰のあたりが最初に動くようになって、次いで縄跳び効果で肩の上の方が苦しくて気持ちが悪かったのがなんとなくとれてきた。
残っているのが首のつけねの頭寄りのあたりである。後側の頭蓋骨のふちの内側。このへんが痛くて思い切りよく首を振れない。動かすと中のほうでピキィとかズチュとか音がするのである。耳が近いのでなんか聴こえる。おそらくはただの凝りなのだが、頸椎やら頭やら言わずと知れた急所である。何かの拍子に何かがブチッといったら取り返しのつかないことになりそうで怖い。急に凝りを解して老廃物が流れたことで脳の血管が詰まっても嫌だしな‥‥日和ってたまに自分でマッサージするくらいにしてお茶を濁している。四十肩が五十肩にそのままスライドしつつあるのは、うん、治らないね。これはどーなんかなー。


去年の年末あたりに包丁を研いだのだが、正月を過ぎたらもう切れ味が落ちてきた。1か月しか経ってないじゃないかとイラッときたので、今度はじっくり念入りに研いだらスッパスパ切れるようになった。モリブデン鋼、こうしてみるといい包丁なんだな。
切れ味が良すぎてちょっと触っただけで手指の表面が切れてしまい、いま右手の親指が浅い切り傷だらけである。刃物を使う時に無意識に触って確かめる癖があるのだよな。だいたい刃というのは引かなければ切れないものなので、腹のほうからちょっと触っただけなら大丈夫なはずなのだが、包丁の元のほうの角は刺さるので切れてしまう。
トマトの皮もスッパスパで快適ではあるものの、堅い根菜を割るときは変に滑らないか一瞬ひやっとする。自分で研いだのに。