読了:「土か煙か食い物」(舞城王太郎)「老人のための残酷童話」(倉橋由美子)「反自殺クラブ」(石田衣良)

 昨日読んだ本が

煙か土か食い物 (講談社文庫)

煙か土か食い物 (講談社文庫)

 その前が
老人のための残酷童話

老人のための残酷童話

 その前が いや、全部面白かったですよ。それは良いのですが。
 まずい、眠れない。眠いけど眠くない。眠れる気がしない。軽く不眠症再発。
 どうして近頃の小説の登場人物は(近頃だけじゃない気もするが)頭がおかしい奴ばっかりなんだ。
 小説に引きずられる私も私だが。
 それにしても舞城王太郎。彼が書く小説は、女子高生が主人公だと、セックスしながら妙に哲学的な命題をブツブツ言っていたりして、アホなくせに聡明すぎてピンとこないというか、共感できないというか、登場人物の頭の良さに嫉妬すら覚えてのめり込めないのだけど、コレは単純に面白かった。
 主人公が不眠症なのだが、これがまたリアルで思わずシンクロしてしまったのでしょう。
 やばーい、まずーい。頑張って抑えてたのにぃ。ここ十年の努力が水の泡。うひー。