読了:宇宙の果てのレストラン(ダグラス・アダムス)

宇宙の果てのレストラン (河出文庫)

宇宙の果てのレストラン (河出文庫)

ちびちびと読み進めていました。しかし、ちょっとづつ読む内容ではないよなぁ。こういうバカ話は一気読みが正しい。
いや〜、面白かった。特に最後が。
これで終わりかよッ!(爆笑)
もちろん、続きはあって、邦訳が出てないだけなんですが、でもこれで終わっても、らしいといえばらしいかも? 
いやいや、続きが読みたい。是非、出して欲しい。五作からなる三部作、河出さん、オネガイ。
なんかこう、見事なハジケッぷりは、アニメの「ボボボーボ・ボーボボ」を彷彿とさせました(逆?)。アレはマンガで読むとそうでもないけど、アニメでテンポ良くみせられると、非常に面白かった。この最終話は、雑魚を倒してさぁ次は強い敵が出てくるぞ、というところでいきなりプツッと切れてます。いかにも「打ち切り!」という感じでしたが、三十分違いの同じ枠で放送されてた「犬夜叉」も同時に打ち切られたものの、それなりのモノローグを入れたりして、半端ながらも一応体裁を整えていたのだから、準備する間もなかったわけではないだろう。ボーボボの終わり方は反骨精神の表れだったんでしょう。ええ、テレビの前で十分ぐらい笑いました。
ええと、で、何の話だ‥‥そうそう、この本は‥‥少年マンガのナンセンスギャグを、ちょっとオトナにした感じです。イギリスらしいブラック風味でどうぞ。