ストレス交響曲

実家とゴタついた。
週末に呼び出され、一般論から一歩も出ない不毛な責め言葉を散々聞かされてきた。うんうん、言っていることはよく判るよ。自分でも百万回くらい考えたしね。心配しているつもりなのも、実質自分の心配しかしていないというのもよく判る。
なんだかドッと疲れた。そういう人たちだということはハナから判っていたけれど、あまりに予想通りでガックリ。
向こうが一方的に私の生活を変えるよう条件を出して要求し、年末にまた話し合って最終的に決めよう、とか言い出す。決めるって誰が? 話し合うってなにを?
実家を出て既に十年が経過してる。こちらとしては案件は事後報告であって、曲がりなりにも親だから話を通しておこうとしているだけ。相談して決裁を仰いでいるわけではないということが、未だに飲み込めないらしい。
会社でのストレスについても、毎日ゲロ吐きそうになりながら通勤していると説明しておいたのだが、それでも不毛な文句を言うのを今は控えようという配慮など毛ほどもない。もっとも「不毛」に毛を求めても仕方ないがな。言うに事欠いて、「老後はアンタに頼みたいと思ってるんだけど」って、ヲイ、私の話を聞いているか? 使い捨てにされるような楽な職業について、雀の涙程度の給料を貰いながら実家に同居して、あんたらの年金をあてにして暮らせというわけか。あんたらが死んだ後は、私は生活保護を貰えばいいじゃないかとでも言うつもりか。応援してくれるなんて期待はもうしないが、他に言うことはないのか?
思えば昔からそうだった。今更変わるわけないわな。
小学生の頃、私がイジメにあっていたこと自体が気に入らなかったんだろうな。落ち込んでようがクサクサしていようが、慰めるとか受け入れることなどはせず、逆に欠点をあげつらって「だからお前は仲間外れにされるんだ」と言ってたっけ。鬱病になったときも、「鬱病などこの世にはない。精神科の医者なんて人を騙して商売しているようなヤツの言う事なんか認めない」とか暴言吐いてたっけなー。


でも一方的に責められて、逆に腹を括った。くだらない一般論はコイツらに任せておけばいい。
私は私で勝手に生きていくさね。