ユザワヤ蒲田本店へ行ってみた

蒲田は意外に大きな街だった。
ユザワヤ本店は「服地館」だの「工芸館」だの「画材館」だの、種類別でいくつも建物が分かれていた。ああ〜、ここで大きくなったのね、と判りやすい。でも売り場は判り難い。
今回はトートバッグの材料を物色しに行ったので工芸館へ行けばよかったのだが、判らなくて先に服地館へ入ってしまい、いったん建物を出てぐるりと歩いて入り直し。建物が分かれているとこういうところが不便だ。関係ないところもなんとなくザラっと眺めて使えそうな素材を探したいのだが、これはココ!といわれるとそこしか見られないのも残念だ。
これだけ皮が揃っているのは流石という感じだったけれど、どうも私が求めていたものはユザワヤではあまり力を入れていない分野だったらしく、金具の種類が微妙に半端。ハトメの色違いはサイズがないとか、輪っかは中間のサイズがないとか、ことごとく目標を外される。帆布も事前にこちらがイメージしていたのが暗色に明色のピンストライプという、かなりスタンダードであろう色柄だったのだが、まったくない。何故だ。売切れか? ん〜、マブチのほうが良いよ‥‥。


東京の品揃えってよく判らない。
私の探し方が悪いのかもしれないが、東京のお店は何店もぐるぐる探し回らないと目的のものが見つからないイメージが出来つつある。CMでやってた柚子胡椒のたれを探したときも、普通にスーパーに置いてなかったし。仙台では何処でも同じような品揃えなので、特殊なものじゃない限り割と何処に行っても同じものが手に入るのだ。その感覚で、これくらいの規模の店なら当然あるであろうと予想して買い物に行くのだけど、こっちではいつもはぐらかされるんだよなぁ。
あれか、地域性か。仙台には東北の人間が多いからニーズの傾向が似通っていて、それだけ揃えておけば良いけれど、東京は全国、いや世界から人が集まっているから求められるものが多種多様すぎて、そのすべてをひとつの店では賄いきれないのか。
ふぅん。
それで金具がないのか。じゃあ仕方ないな。