そこは“けいしゅう”っていってたけど漢字が思い出せない

苦手な力学で応力ひずみ度がλがεがとやっていたら、広大な中国大陸で電車を乗り間違え、目的地でもなんでもない土地に辿り着いてしまい、しかしそれはそれで焦っても仕方ないかと何故かカフェでまったりしながら両替してくれと店の太ったおばさんに頼んでいる夢を見た。いかにも数式や計算を間違えて、導き出される答えがとんでもないところにズレてしまう様を表現しているようだ。
しかしそこで持っていたお札の印刷がずれていたりして、偽物じゃないはずだがあまりに粗雑なつくりだったのは、試験勉強で私の頭に収まった知識が、どれだけ世の中には通用し得ない付け焼刃的なものかが窺えようというものだ。
まあ、辿り着けなくてもいいや。行くとこまで行ければ。
いつもこんなふうに目的を見失ってふらふらしてばかりだから、何処にも到達できないのかもな。