ピッチしか持ってない

雪狼さんのところからリンクを辿って、ケータイ小説なるものを初めて読んでみた。
私が読んだのはコレの部分だが、うん、思ったより読めた。初めのほうを読んで途中をすっ飛ばして最後のほうから遡って読んでしまったが、まあ、読みつけない少女マンガみたいな内容で、私の嗜好の方向性とはかなりズレていたのだし、勘弁して欲しい。私はBLものやライトノベルも詩も歌詞もまともに読めない質なのだ。
「日本語じゃない」とか「バカバカしい」とかいう否定的な評判を多く目にしていたので、実は怖いもの見たさで読んだのだが、意外にイケる感じで拍子抜け。まあ、コレに汗水たらして稼いだ金のいくばくかを出すかといわれると、それはないが、私は狭量なので趣味じゃないだけだ。出す人がいても全然おかしくない。なにせ、銀色夏生や相田みつおがあんなに売れたのだ。
マンガのモノローグみたいだね。そのうち渋いタイプも出てくるんじゃないかなぁ。字数が少ないだけに制約も大きそうだし、俳句や短歌みたいな発展を遂げてもおかしくない気がする。どう転ぶかは年月が経って蓋を開けてみないとなんともいえないが。
内容だって実話かどうかはどうでもいいが、恋愛・性愛・人生の変転と哀切であって、今までの文学といわれるものとどこが違うのか私には判らん。技巧的には確かに研鑽の余地があるかもしれんが、プロだのアマだのいうのは業界の人だけでいいんじゃないか。
小説というから違和感があるが、琵琶法師が唄う抒情詩みたいなもんじゃないのかな。べべんべん。いっそ、『ショーセツ』と表記したらどうだろう。
しかし私自身がこの先も何本も読むかというと、それはまた別の話だがな。もうちょっとこなれて、佳作が出るようになってからでいいや‥‥。