とりとめなし

あれ、今日は木曜日か。金曜日ぐらいの気分だった。休暇明けは時間が経つのが遅い。もうそろそろお昼なんじゃないの、と思ったらまだ十一時になったばかり。それは寝坊して朝ごはんを食べ損ねたからか。お昼はマックにしよう。ロッテリアは近くにない。
このところ、食事に悩む。
帰宅時間が大体夜十時を回ると、もう何も食べたくなくなる。職場でちょこちょこお菓子を摘んでしまっているし、まあいいか、これ以上夜食べると太るしね、と一食抜いてしまう。残業も少々ならそれで適当にやり過ごすのだが、しかし長期戦になってくると体調が厳しい。トシなんだからあんま無理させんな、と内臓が反乱を起こす。
しかし、夜中にはあまり食べたくない。食欲的にも美容的にも。
どうしよう、うーん‥‥あ、ダイエット用の代替食品、あれ使えるんじゃない? 食事と置き換えるタイプの、商品名でいうとリエータとかのあれである。
最低限かもしれないが栄養素が取れて、あまりカロリーがなさそうで胃もたれもしなさそう。作る手間もよく知らんが水かお湯か牛乳で溶かしてかき混ぜるぐらいだったような。いずれにしても食べないよりはマシだろう。
本来の使い方とは若干ズレがあるが、製品の存在意義も目的のひとつでもある。なんか最近、丸くなってきてんだよなー。ロクに運動もできてないし。でも高いんだよね、ああいうのって。
ここまで書いて、既視感が。
そういえば最近やってる『今週の圧力鍋』は、だったら自分で作ればいいや、と思って始めたんじゃなかったっけ‥‥。

オトナだから言動の一致が求められるわけだ。オトナじゃなくても求められるか。
スパンを長めにとれば一致しているはずなんだが、短期的にはそこにズレがあって、勝手な都合なりなんなりがある間は自分で気をつけて欲望のままに動いてはならん、唇噛んで我慢しとけと。そういうことなんだろうな。
大体、我慢できないことなんてそうはない。餓死するわけじゃなし、涙が出ようが胃に穴が開こうが血反吐を吐こうが、その通りになるしかないのだ。それに人は馴れる。求めて得られないものなど山ほどある。
物事の順番なんてものは、基本的には「それがどうした」なんだが、自分の中で整合性をとらねば納まっていかないことというのもある。ちっぽけな仁義というか。段階を踏むことで名実ともになるようになる、いってみれば葬式のようなものか。死んでしまった事実は事実として、儀式を経ることで否応なしに受け入れざるを得なくなっていく気持ち。
それでタイミングを外すのなら仕方ない。諸行無常。痛みなら引き受けよう。