怪しいはてダ隊:そうだ、ベルギービール飲みに行こう

今回のお題はベルギービールである。最初はアイリッシュパブという話だったのだが、なんだかんだで経度がズリズリとずれていき、ベルギーで落ち着いたのだった。行ったのは銀座ファボリ。地味なドアに「え、ホントにここでいいの?」とビビリつつ、開けるとそこはオーク色の薄暗いパブである。さすが大人の社交場である。
レジの脇には130種類もの瓶が並んだ冷蔵庫、供されるときにはそれぞれの専用グラスに注いでくれるのが楽しい。
外国のビールは意外とアルコール度数が高いものが多い。日本のビールのようなつもりで飲んでいるとエライことになる。とにかく種類もたくさん置いていることだし、ここはチビチビと小さいグラスで少しずつ飲んだほうが楽しそうだ。
前に渋谷で飲んだ2,000円のビールに味をしめていたので、高価なビールは美味しいに違いないとその店で一番値段の張るブーン・フランボワーズ(3,000円/瓶)を選び、小さいグラスを人数分出してもらってひとり100ccぐらいずつセコく味見をしてもらう。苺の香りで美味しゅうございました。しかしこれも甘くてしゅわしゅわなのがすんごく飲みやすいが、けっこうアルコールはキツい。
キャッシュオン・デリバリーなので、おかわりするにはいちいちレジまで行かなくちゃいけない。そうして必然的に入れ替わり立ち代り席を立つことで自然に席替えが行われていた。今回はいつもより人数が多かったので、それもまたよかったんじゃないかな。
途中でオチていた人もいたが、それも違和感がないくらいゆるい飲み会であった。寝るのも自由、議論するのも自由。なんだっていいじゃない。