放棄

それでいいのか。まあ、いいならいいけど。喫煙所があるベランダから雲ひとつない空を見上げると、ビル面に沿って吹き上げる上昇気流に煽られる。それならそれでこっちもガードを外しちまえと思えば、これまた異常な開放感がある。すると根本的な意味がいまひとつ判らなくなるのだけど、先のことは知らない、要求される謂れもない。いいんじゃないの、頑張って。いまなら飛べる、その気にさせるような澄み渡った秋の空。
さて、明日から三連休。なにをしよう。