映画:パイレーツ・ロック

ちょっと前に観ていたのだけど、感想を書く暇がなかったのだった。まだやってるのかな、これ。
素行不良で高校を退学になった少年カールが、母の旧友クエンティンのいる船に乗船するところから始まる。懲罰というか、母子家庭で育ち父を知らない少年が更正するにはいいだろうというのだが、その船は24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局。乗船しているDJたちもセックス&ドラッグのロックでクールな男たち+女ひとりである。悪童を更生させるには、ちと不向きな環境ではないかといぶかしむのだが、そこには表向きとは違う本当の理由があったのだった。
んもう、とにかくおっさんたちがカッコイイのだ。格好良さというのが顔や体型ではないことがよく判る。
終盤は確かに出来すぎな演出だけれども、いいんだ、ロックはイージーでハッピーなんだよ。
最後のレコードが散るシーンが切なくてよかったな。