お注射です

降って湧いた話で幸運にもインフルエンザの予防接種を受けることが出来た。とはいえ新型のワクチンは入手困難で、今回植えたのは季節型のほうである。予防接種なんて小学生の頃にクラスごとに保健室に呼ばれて並ばされ、流れ作業のように一律に注射を打たれて以来じゃなかろうか。ドットが並んだハンコのようなBCGの痕も左肩にうっすら残っているが、こっちは記憶がない。
血を抜く注射は検査などでよく打たれるが、これは流れる血流にしたがってどさくさ紛れにちょっと失敬するようなものなので抵抗はない。逆に身体に何か入れるのはビリビリと痛みを感じるものなのだな。今回は二の腕の外側に打たれたが、そういえば以前の痛み止めの注射はお尻にされたっけ。なるべく感覚が鈍いところに打って、痛みを軽くしていたのかしらと想像したりする。