マチェーテ(監督:ロバート・ロドリゲス、イーサン・マニキス)


ダニー・トレホが山刀を振り回し、悪をザッシュザッシュと切り刻む映画である。凶悪な面構えだが元連邦捜査官で無茶苦茶腕が立つし女にもモテモテ。でもメールは苦手なんである。予告編そのまんまである。なんか、ホントにどーでもいい。(褒めてます)
しかしラテンアメリカの男は女に弱いんだろうか。組織のトップは女豹のような女戦死だし、不法入国を取り締まる捜査官もカッコカワイイ女で、彼女らに煽られると男たちは総立ちになる。誘拐された黒幕の娘がシスターの格好で機関銃をぶっ放すと両手を挙げて降参してしまう。強く美しい中南米女。
もともと「グラインドハウス」のフェイク予告編を元にホントに作っちゃった映画らしいが、この映画のイントロでも続きの2本の予告編が流れてて、何故か3部作のようになっていたのにも笑った。