あいほんアプリより紙ベースのが使い勝手がいい


錯綜しもつれた糸をほぐすような仕事をしている。何種類かの資料は入手したのだが、その中身に齟齬があるので何が正解か判断できない。現地を見える範囲で調査しすべての資料と突き合わせ、どこの部分はこの資料が信憑性があり、別の部分はこっちと整合性がとれてるっぽいというのをひとつひとつ検証するしかない。ここで手を抜くとあとあと不具合が出てもっとエラいことになる。こういうことがあると時間なんか読めないのだよな。かといって思わぬ手間を食ったからと予定を後ろに倒すにも限界がある。契約とはそういうものだ。早い話が「ぴゃーっ!」である。無意味に啼いていても仕方ないので「シュラバラバンババン♪」と歌いながら黙々とToDoを潰していく。
経年劣化で物事を覚えていられないのでコクヨA4ノートという名の外部メモリにどんなに詰まらないことでもどんどん書いて終わったものからチェックしていく。その他に日々の予定が組み合わされ、天候が絡み、冷蔵庫の中身を睨みながら弁当のおかずに何を作るかとか月々の体調管理だとかも合わさると、もうアペトペ(※ 軽い心身耗弱状態を表す方言)である。公私をきっぱり分けて考えられればいいのだが、ここまでくると身体はひとつしかない以上、無関係というわけにもいかない。来年はまともな手帳を買って1本化しようかな。打合せや現調の予定の合間にこの日はマグロを食べるとか腹筋をするとかカピバラ詣でとか書き込むのも悪くない。どちらも私がやるのである。なんか文句あっか、と天に唾してみる。落ちてきた唾は素早くシュッと身を翻して避ければいいじゃない。
というわけで、ToDoリストに「手帳を吟味し買う」という項目が増えるのだった。