たぶんインフルエンザだった

月曜の午前中に病院へ行ったらタミフルを処方されたのでこれ幸いと帰ってきて自主的なGW延長とした。
実際には検査できなかったので、「たぶんインフルなんじゃないかな」という程度の診断だった。知らなかったが2〜3週間前にTVで『インフルまだあるよ』という内容の番組が放送されたらしく、不安になった患者さんが押し寄せたためにそこの病院では検査キットの在庫がなくなってしまったらしい。しかし症状からいって疑わしい。で、どうする? と逆に医者に訊かれた。ここの先生は割といつもこんな感じで、ぶっちゃけすぎじゃないかと笑えてくる。プロらしく説明するところはきっちり説明してくれ、話せばこっちの都合も聞いてくれるやりとりは、なんだか仕事の打ち合わせでもしてるような気分にさせる。向こうにとってはまさしく職務なんだろうが、しかしだからこそ逆に信用できる気もする。
私としてはインフルだったら出勤するわけにはいかない強制力が働く都合上、身の振り方を決めるのに白黒はっきりさせたかったのだが、そういうことであれば仕方ない。「自分だったら〜」という先生の勧めに従って、インフルだった場合のためにタミフルと違う感染症だった場合のために抗生剤の両方を処方して貰った。
会社には正直に話し、たぶんインフルなんだよなと思わせる程度には体感的に普通の風邪ではないことを伝え、身の振り方はインフルに準拠することにした。途中でセカンドオピニオンという言葉も出たのだが、長患いならともかくたかだか3〜4日の話では現実的ではない。うろうろ病院を探して受診するうちに終わってしまうわ。
その後も病状は順調にインフルらしく推移し、実際にはどの薬が効いているのか知らないが日ごとに怠さが抜け、出勤停止の年季も明けた。やれやれ、今月は半分くらい出勤してないな。波があるというか、波頭と谷間の高低差が大きいシケのような社会生活である。