5月は営々と仕事してた

暇だったはずの5月は結局のところ気忙しく過ぎていったが、クリアしてみれば充実した余韻とともに落ち着いた。なんか細かく忙しかったので会社のPCのデスクトップに付箋アプリを常駐させて現場ごとのやる事リストと進捗状況を貼り出してみたり、純正カレンダーもgoogleと同期させて私用と仕事用の携帯、仕事用のiPadと共有できるようにして、PCでは2枚のディスプレイのうちサブのほうに常時表示させるようにしたり、環境の改善を図ったらストレスが軽減した。

もともと覚えてられないタチなのでディスプレイの縁に吹き流しのように色とりどりの付箋を貼っていたのをデータにしただけなのだが、限りあるディスプレイの縁の物理的長さに対してドットビットならほぼ無限。これで仕事が増えても大丈夫だよ、やったね。やったねじゃねぇ。

ともかくメモ書きが案外大事だったりするので物件ごとにまとめられて後からいくらでも増やせる付箋は使い勝手がよかった。手帳やノートだと同時進行する現場ごとにこれはこれくらいあれば足りるかな~と見当をつけた間隔を空けて別の物件のことを書きだすのだが、やっぱり余白が足りなかったり多かったりするんだよね。

カレンダーのほうはGoogleアカウントを私用と仕事用で別に作っているので、自分のiPhoneには両方を同期し、社用のものには仕事用だけを同期するように設定して表示させている。デバイスが何個もあるのでこれが生きてくる。こんなに簡単な事でこれほど便利になるならさっさとやればよかったと思ったが、いままで思いつかなかったんだから仕方ない。いやあ、クラウド様々だね。

こういうのを世間ではIT化というがプログラミングに縁のない私的な実感としては「データ化」である。資料も設計図も前は紙ベースだったものがなんでもPDFやCADデータ他でやり取りするようになって、現場に持ち出すにもPDFにしてiPadに詰め込んでいく。おっさんおばはんのいう「今は何でもデータだねぇ」のデータ化だ。こちらとらまごうことなきおばはんなので。

しかしiPad上で図面にメモ書きするとたまに途中で飛ぶんだよね。通信の問題なのかクラウド保存の問題なのかiPadが弱いのかわからんが、どうもPDF+手描きはデータが重くなって逐次保存するときにどこかで失敗するっぽい。チェック図が途中までしか保存されてないてなことが頻発するので、まだまだ確実性が求められる場面では使えん。結局、A3製本した設計図に直接書き込むという古典的な手法に回帰するのだった。そういやこれを「図面を大事にしない」と文句を言う手合いがいたことをふと思い出したが、そりゃ手描きの原本だったらさすがに落書きはできないが持ち歩き用の複製を仕事上の用途にも使わず後生大事にとっておいて何がしたいんだろうな。

さて資格試験がひとつ終わり資格取得講習を無理やりクリアしたので残る試験は3か月先、これはぼちぼち勉強しとけばいい。仕事は今月中にひとつ現場を片付けて設計物件をひとつ投げれば懸案がなくなるのでこの夏は本命の現場をやっつけるだけ。社内業務も手間を取られるのは今週中に片が付くのであとは細かいのがふたつあるだけ。よしよし、山は越えたな、頑張った。

忙しい忙しいといいつつ大きな現場がないのでなにげに土日はしっかり休んでいて、ちゃんと散髪にも行ったし飲みにも行ったしゆるダイエットも続いている。体重は最初に一気に減ったきり一進一退でじわっと減ってる?のか??という感じだが、食事を変えたら体調がいいのでモチベーションが保たれている。そういう「正しさ」というのはあるのだろうな。しかし抑肝散はまだ飲んでいる。もういいかな~と止めると途端にイライラし始めるのでまだダメらしい。それに加えて最近ホットフラッシュかなということがあるので更年期もあるんだろう。仕事のストレスは働いてる限りなくならないしな。心が穏やかになるのは何事にも代えがたいので、もうしばらく大人しく薬の力を借りておくことにしよう。