忙しさの閾値は人や環境によって違うので一概には言えないが、一団となって押し寄せた仕事社用私用その他の用件が私の予定把握能力を軽く超えたのでカレンダーを3種類くらい駆使して荒波を華麗にライドしたのだった。為せば成ってよかったというべきか。
私用では暑くなりかかったタイミングで自宅にエアコンを導入した。危うく仕事の波に呑みこまれるところだったが無理やり捻じ込んで間に合わせた。本職の面目躍如である。職人さんが気を利かせてくれて何故か業務用の壁掛エアコンが狭い6畳間につくことになった。量販仕様の家庭用でいいって言ったじゃん！*1
先週はすべきことをあれこれそれと考え始めると気持ち悪くなるくらいだったので、ひたすら「いっこいっこおわらせる」と呪文を唱えて下手に順序立てようとせず特性のままに目の前にあるものを地道に潰していったらやっと終りが見えてきた。いやあ、なかなか激しい嵐だった。終わらない現場はあっても明けない夜はない。これで今週のイレギュラーと余計な仕事と懸案事項を乗り切れば本来の仕事である物件に集中できる。こんな細かい物件の集中砲火みたいなのはやれば出来るたってやりたくはないんじゃ。
頭がパンクしそうになったので日々のやることリストから筋トレ・運動を削除してリソースを空けた。実際のところ毎日残業でそれどころではない。夜の10時に帰って誰が筋トレなんかするんだよ、と毒づきながら遅い夕飯を食べている。夜遅く食べてすぐ寝ている時点でダイエットや体調管理が成り立っていない。不定期にこういう時期があるからいろいろ長続きしないんだよな。
あと次の試験は3か月先だから余裕～なんて思っていたらあっという間に2か月先になってしまった。忙しすぎて何もしてないぞ。
それはそうと年度末くらいにやった仕事が褒められることが確定した。現場としてはとっくに始末がついており今やってるのはその次の次くらいなので気分的盛り上がりに欠けるのだが、まあ公式発表というのは結果が出るまでに時間がかかるらしいのでそういうものなのであろう。知らんけど。だいたい終わったことはさっさと忘却の彼方へ押し出すことにしているので、なんで褒められたのかよく覚えていない。
褒められると入札でちょっと有利になるなどの特典がありいってみれば会社に貢献した格好なので特別ボーナスをくださってもよろしくてよと両手を広げて歓迎の意を示しているのだが、どうだろうくれないかな。ついでに女性活躍なり何なり経営者の方にはせいぜい上手く利用してくれれば良いと思う。私に関係ないところで。
本人的には褒められないよりは褒められたほうがもちろん気分は良いが、だからってやることが変わるわけではないのでどうだコノヤロウ思い知ったかと内心で居丈高になるだけである。所詮はサラリーマンなのでね、神妙な顔して口では「皆様のご協力あっての賜物」とか言ってるよ。実際、現場なんてひとりでやるもんじゃないんで周りに恵まれるかどうかで当然ながらパフォーマンスは変わってくるのだ。*2でもたまにはいいじゃない、心の内くらい調子に乗らせてよ。
