鶏肉湯煎

http://d.hatena.ne.jp/anzenchan/20080324/1206351138
こちらでやられていた鶏肉料理を試してみた。
一目見てどうしてもやってみたかったんである。鶏肉調理のコツは温度管理というのはよく判る。唐揚を作るときだって、心持ち温度高めの油に三回潜らせると、一度で揚げたときとは別次元の食感になる。茹でるときは低めで余熱か! なるほど。
説明では鍋が沸騰する前に火を落とさねばならないのだが、沸かしながら平行して別のこともしていたら、いつの間にか思い切り沸騰してしまっていた。まあいいか。
火を止めて準備が出来るまでちょっと放置し、まだ熱いかなと思いつつ、どうせ肉を入れたらお湯の温度も下がるだろとテケトーなことを呟きつつ投入。
そんでそのまま一時間‥‥のはずが、いつの間にか一時間半経ってた‥‥ま、まあいいか。
そんな具合にゆるゆるに作っても、食べてみたら確かに異次元の味だった。

むね肉ともも肉の両方作ってみたのだが、むね肉のほうはぷりっぷりだし、もも肉もしっとりしてウマミが逃げてない*1。いつもと同じ安売りの肉とは思われん。こんなコツを教えてくれて有難う!
密封袋に入れるのとかが微妙に手間なので自分ではもうやらないかもしれないが、煮物なんかで応用は利きそうだよな。あと、逆に一人暮らしであまり料理しない人は楽でいいのかも。鍋に沸かしたお湯へ袋に突っ込んだ肉を入れて放置するだけだから。火はすぐ消すんだし目を離しても忘れちゃっても危なくない。その間に風呂に入ってもいいし、米を炊きながらなら丁度いい時間配分かもしれない。鍋はお湯だけで特別汚れないから洗わなくてもいいし、そんなに温度も時間も厳密にやらなくても充分美味しくできる。


ちなみにジップロック(冷凍用)の箱書きには、

  • 湯せんには使用しないで下さい。

と明記されている。冷凍用じゃなければどうなのかは知らんが、ウチの近所のスーパーでは冷凍用しか売ってなかったんだから仕方ない。ご使用は自己責任で。

*1:あれ、どっちだ。むねともも逆か?