はてダ隊:忘年会 『玉金 西池袋店』


忘年会である。焼き鳥である。一本五十円である。でもお会計したらひとり四千円超であった。どんだけ飲み食いしてるんだ‥‥。
洒落のきいたお店で、じゃんけんで勝ったら百円になるメニューとか、トイレの扉に『オタクですがなにか』と貼り紙してあったり、『肉球あります。¥4,350』と書いてあったので店員さんに訊いたら「アレはシャレなので‥‥」と困られたり、他にもいろいろ小ネタが散りばめられていた。そもそも店に行く直前に、思いのほか人数が増えたので念のためにお店に電話を入れたのだが、五時半開店だが六時を過ぎないと料理を作る人が来ないけど、それでもいいかと言われた。実際、六時過ぎるまで食べ物はキャベツのザク切りしか出てこなかった。しかしビールでも飲んでるうちに最初の三十分なんてすぐに過ぎるし、言われたから気にして時計を見ていたものの、別にそれくらいどうってことない。でもそのテケトーさ加減がちょっと可笑しかった。

馬肉も頑張ってますというので、馬刺しと馬ホルモンもしっかり食べてきた。ホルモンは見た目は普通にホルモンで、味も普通にホルモンだった。あえていうなら、割と肉厚で弾力があった。
焼き鳥メインのお店に行って散々飲み食いしたのに、ビールとホルモンしか写真を撮らない私。ブロガー失格である。別にブログのために生きてるわけじゃないしぃ。
狭いけどなんだか居心地の良い店で、途中で河岸を変えることもなくひとつのお店に五時間ちかくいたことになる。総勢七名の宴は大いに盛り上がり、合間に訊きたいことを訊いて言いたい放題放言かまして大笑いのうちにお開きとなったのであった。
ところで帰り道、池袋駅まで歩いているうちに、お約束で当たり前のようにバラバラにはぐれた。一応連絡を取り合って合流したのだが、ドラドラさんだけ最後まで行方不明。でも、ま、いっか、とこれまた適当に帰途についたのであった。
みなさん、今年一年お世話になりました。良いお年を。

シュトーレン


レイジーさんにお土産をいただいた。
シュトーレンというドイツのクリスマス菓子だそうな。どっしり重くて、中にナッツやドライフルーツが入っている。イースト発酵らしいのでパンに近いのか。
かまし村やあのへんの児童書の中でよく読んだような、クリスマスから年末にかけて作るフルーツケーキと似たような感じなのかな。日持ちするように硬く焼いてラム酒やブランデーをしっかり染み込ませるというのが、子どもの頃はなんだか大人っぽくて憧れだった。クリスマスケーキといえば、だいたいスポンジにデコレーションだったから、ヨーロッパの北のほうの伝統のお菓子というのが格好よく思えたんだな。
レイジーさん、有難うございました! メリークリスマス!