はてダ隊:山手線の真ん中あたりで(中略)叫ぶ会!

迷えるオトナの社交場、はてダ隊である。今回のコンセプトは山手線の真ん中あたりで飲んでみようである。なんとなく珍しそうで面白そうな店ということで、四谷三丁目の駅から程近いチェコ料理とビールと絵本の店『だあしゑんか』に繰り出した。

ビールがいっぱいあるのかとメニューを見たら、しかしそれよりウォッカや薬草酒の品揃えが非常に豊富で、一気にテンションが上がる。
チェコ料理というとあまりイメージが湧かないのだが、位置的には北寄りの東欧なので食材はドイツやロシアに近く、また古くから文化的な土地柄なので洗練された引き算の料理ということになるんだろうな。ハーブをきかせたものが多くて、辛くもなく脂っこくもなくあっさりさっぱりしているし、野菜もたくさん食べられるので私としてはかなりイイ感じだった。男性陣にはちょっと物足りなかったようだが。

  • カマンベールチーズのマリネ
    • チーズ+ハーブという感じで、オリーブオイルと混ざってトロトロ。
  • ザワークラウト
    • よく売ってる瓶詰めのものとはやはり一味違う。シャキシャキして美味しいのは、自家製なんだろうな。
  • トマトと胡瓜のサラダ
    • ゴロゴロの板摺り胡瓜とくし切りトマトとディルをざっと混ぜたようなシンプルさ。これが美味しい。
  • じゃが芋のパンケーキ
    • 中がもちもちで外側がカリッ。イメージは大根餅?
  • ローストポーク
    • ごろんとバラ肉の塊が出てきたので『角煮! 角煮!』と色めきたつ男性陣。だからボイルドじゃなくてローストだってば。
  • ソーセージのマリネ
    • なにもソーセージまでマリネにしなくても‥‥といいつつ、これはこれでキライじゃない。食感が魚肉ソーセージとか、そんな感想しか出てこないやっぱり発想が貧困な我々。
  • にんじんのコンフィ
    • じっくりあまーく火を通してある。こういうのが美味しいと感じるのはトシとった証拠なのかしら。
  • 冷製ボルシチ
    • ビーツとヨーグルトできれいなピンク色。中身は胡瓜やゆで卵その他、よく判らない。ヨーグルトを料理に使うのって美味しいよねぇ。

詳しい料理とお酒の写真などはコチラ
チェコビールの他にロシアビールを飲み、アブサンに浸した角砂糖に火をつけて溶かしたものをロックで飲むアブサンボヘミアンスタイルとか、他の人が頼んだ酒まで回し飲みしたり、みんなガンガン頼むので実にいろんな種類の火酒を舐めた。しかしよく飲む人ばかりが集まったもんだなぁ。やっぱり類友なんだろうか。
飲むだけ飲んでお店を出て、予定のある方々は一足先にお帰りになり、残された面々は今度は純和風の居酒屋をハシゴ。そこで日本酒を舐めながらぐだぐだと管を巻いて、結局終電で帰途に着いたのだった。
お疲れ様でした。


チェコ料理・ビール・絵本『だあしゑんか』