パブで食べたトマト丸ごとのピクルスがあまりに美味かったので、プチトマトのピクルスを作ってみた。
ピクルスとはつまり野菜の甘酢漬けである。そう思い知ったのはつい先週、人参が余っていたのでピクルスにしようと思い立ち、しかしワインビネガーなんて小洒落たものなどウチにはなかったので、ありあわせの米酢で作ってみたら、ローレルとその他ハーブが入っているのに醤油が合いそうな和風味に仕上がったからである。そりゃそうだ。今回はリベンジとしてちゃんとワインビネガーで作るぞと気合を入れ、買ってきたものをよく見たらクッキングワインだった。混沌である。悔しいのでワインビネガーを買い直した。
ピクルス液の基本的なレシピは次の通り。
- ワインビネガー:200cc
- 水:200cc
- 塩:大さじ2
- 砂糖:大さじ2
- ローリエ:2枚
- 鷹の爪:1本
- その他香辛料:適宜
トマトとの相性を考えるとちょっと甘めに作ったほうがいいらしいので、砂糖増量。材料を合わせて10分煮詰める。酸が強いのでホーロー鍋を使えとか保存は煮沸した瓶でとかいうが、私は何事につけテキトーなのでアルミ鍋とジップロックタッパーである。ピクルスは保存食だけど、食べたくて作っているのでそんなに長期保存しない自信がある。
しかし出来たピクルスを食べてみたら、えらいこと酸っぱい。煮詰めすぎたか。仕方ないので液をまた鍋にあけ、水を100ccくらい足してまた煮立ててから漬け直した。一度失敗したらもうダメなことなんて、世の中にはそんなにない。どうリカバリーするかなんである。なんて口からでまかせを嘯いて今日もゆく。