まるごとロールキャベツ

困ったときの料理ネタである。だいぶ前になるが、郷土の星・森公美子さんがテレビでやっていたのを真似して以来、たまにこの豪快ロールキャベツを作る。レミレミやもりくみさんの超手抜き料理テクは見ていて面白い。手抜きをする前に基本を磨けという声も聞こえてくるような気もするが、きっと気だけに気のせいだ。
ひとり暮らしでキャベツをまるごと一個買うと、たまに処分に困るときがある。もともと野菜大好きの野菜厨なので、ふと気がつくと冷蔵庫にキャベツと白菜とレタスが一個ずつ入っていたりする。もちろんそのほかにも人参じゃが芋玉葱大根もある。さすがに食べきれない‥‥となったときに、一気に消費することが出来る素晴らしい料理なのだ。
簡単にいうと、キャベツの芯を抜いて中身をくり抜いて、そこにひき肉を詰めて煮るだけである。しかしそれだけでは日記の穴埋めにもならないので、写真も撮ってみた。

包丁で切れ目を入れ

スプーンでくり抜き

挽肉のタネを詰め

ひっくり返して穴の入口だけ焼き固め

煮るだけ。

  • くり抜いて出てきたキャベツの破片も、刻んで炒めて嵩を減らし、挽肉と混ぜてまた詰めたりする。
  • 挽肉を詰める前にキャベツの内側に粉をふっておくと剥がれにくいよ。
  • 詰めたら竹串か爪楊枝で全体をぐさぐさ刺しておく。
  • 詰めた挽肉が溶けて出てこないように、煮る前に挽肉の表面を焼いておくといいよ。
  • 今回はトマト缶を使ったけど、トマトミックスの野菜ジュースでもイケる。コンソメ入れたり、調味料・ハーブ各種はお好みで。
  • 挽肉のつなぎはパン粉がなければ、豆腐・ごはん・山芋など、適当にやっている。
  • キャベツの形状がまんま落し蓋状態なせいか、そのまま煮てもけっこう味が滲みるよ。

出来上がり。

これがあっさりしてて一度に半分くらいはペロリと食べられるのだ。明らかに食べすぎだが。サワークリームを添えても美味しいよ。